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特集 Fwフォッケウルフ

190 COLLECTION PART1

  by GRIFFON

V-1(旧HASEGAWA 1/72 改造)

 もういらない 旧HASEGAWA KITですが廃物利用で、それらしく改造




A-0,-1(MATCHI BOX+旧HASEGAWA 1/72)


  70年代初め 1/72 FW190は良いKITが無く貧弱なRevellか
大雑把なFROGのKITしかありませんでした。

そんな時代でもFROGのKITを見事に修整した作品が
航空FAN 1972年 7月号に掲載され、羨ましく見ていました。

MATCH BOXのKITは1974年に発売されました。
VOLKS 京都 今出川店 SHOW WINDOWの
美しく塗られた作品を飽きずに眺めていたものです。

とはいえ、MATCH BOXのKITを買ってみると基本型は良いのですが
主翼は薄く断面も変です、運河堀りと雑な小物で、やる気がうせます。

1975年に発売された旧HASEGAWAのKITは、大いに期待したのですが
箱を開けて落胆したマニアも多かったのです。
当時のMODEL ARTで酷評されても仕方ない出来でした。
1/32の名KITを縮小すれば良いものを、わざわざ新設計してダメにしていました。



90年代に新KITが出るまで、満足の行く1/72 を手に入れるには
2018年11月号のA6M2のように、2個1をするしかありませんでした。

腕も考えずKITを切り刻んでから40年たってしまいましたが
手を付けた以上、完成させました。

MATCH BOXの胴体と旧HASEGAWAの主翼を組み合わせるのですが・・

エルロンのコードが上下同じです。
HASEGAWAはFrise 式を知らんのかね、脚庫の形も変です。
面倒ですが、まずはここから修整
エルロン上面のヒンジラインを慎重に埋めて堀り直し
脚庫は切抜いて作り直します。角張り過ぎの翼端も修整

胴体は運河堀りを埋めて堀り直し
キャノピも作り直します。

A-0


昔のモデラーは苦労したのだよ・・
HASEGAWAの馬鹿な判断のおかげで、要らぬ苦労をしなければなりませんでした。

「飛行機のハセガワ」なんで言うな


★2018年4月号でMATCHI BOXのKITについて
運河堀りのパネルラインや多色成形を批判する向きもありますが、これは的外れな事で・・と書きましたが

MODEL GRAFIX 1986年4月号 P52/53の
元AIRFIX MAGAZINE編集長のグリス・エリル氏の記事に
後発のMATCH1 BOXが市場に参入する為のMARKET RESERCHIによる物であることが明記されています。

口の書いてあるのがA-1ですがA-2と異なりRLM 71/02/65の初期塗装です。

A-1


A-2(MATCHI BOX 1/72)
 これは素直に素組みです。
年をとったせいか欠点も、あまり気になりません。
車輪はHASEGAWAに交換



A-3(TAMIYA 1/72)
 これと109が70年代にあったならば・・と、つくづく思います。



Revell 1/72
  後部胴体側面を角型断面に削り、キャノピを自作
カウリングとガンカバーの形を修整
エンジンを入れ強制冷却ファンを切りはなし、防弾リングを自作
スピナを太く作り直し
車輪ホイルを穴開きタイプに追加工
腕も考えずに修整をして48年たってしまいましたが何とか完成





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