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温故知新シリーズ 第59弾

F4U-4 コルセア(フジミ 1/70)

  by ヒサマロ



 どうもヒサマロです。今回の温故知新シリーズはフジミ1/70のF4U-4コルセアを作ってみました。webmodelersでも過去何度か掲載されたことがありました。古いキットですので外形には大きく手を入れることはせずに作ることとしました。部品総数は36です。



 まずはお約束のコクピットからですがパイロットを乗せるだけですので海軍らしい服装で塗って接着したら後は周辺を黒く塗ってお終い。左右の胴体を接着します。合いはまあまあですのでペーパー掛けして均しておきます。一枚物の水平尾翼を差し込んで接着剤を流し込みます。



 主翼は上下貼り合わせでエルロンが可動式となっていますが私は接着しました。脚扉とオイルクーラーを入れ込んで接着します。



 キットの機銃は20ミリ装備のF4U-4Bになっているのですがロケット弾の装備方法は4Bの場合はF4U-5と同じ形式のはずですがF4U-4のままとなっています。そこで今回はマーキングの都合から20ミリ機銃を削り取ってピンバイスで機銃口を開けてF4U-4としました。



 エンジン部はカウリングと一体になっているので黒く塗って銀でドライブラシをかけてそれらしくしておきます。胴体との接着部分は段差が出来るのでペーパー掛けして整形しました。主翼と胴体の接合部は右側に大きな隙間が出来たのでプラ板で埋めておきました。 



 脚部分はかなり省略されていますがそのままとしました。アレスティングフックが省略されているので私はタミヤのバードケージ・コルセアのキットに2種類尾脚部分がセットされているのでフック部分を切断してこちらに接着しておきました。



 またキットではドロップタンクが中央に一つだけ装備される形になっているですが、あまり一般的ないので装備せずにこちらもタミヤのキットからパイロンごといただいてきました。キャノピーは透明度も悪いし合いもひどいです。隙間部分に木工用ボンドを流し込んでごまかしておきました。



 ここで全体の塗装に入ります。キットはダークブルーの成形色でしたのでグロスシ―ブルーをわざとむらになるように塗りあげたら、タミヤのスミイレ用グレーで全体を軽くウォッシングして彩度を落としておきました。マーキングはマイクロからVF-14を選択して貼りこみました。乾燥後にグレーの色鉛筆で排気を描きこんで、銀の色鉛筆で塗装剥げを表現してみました。



最後に脚やアンテナ、増槽を接着して無事完成いたしました。古いキットですので細部は現在のキットと比較できませんが全体のイメージはそれほど悪くない感じで誰が見てもコルセア以外には見えません。それではまた。 


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