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特集 ハセガワ

川崎 キ45改 二式複座戦闘機 屠龍 丁型 
 (ハセガワ 1/48)  

  by 老人とプラモ

 小学生の頃、読んだ雑誌に旧軍の飛行機の一覧があり、屠龍については 龍を屠るくらい強いという意味の名前、という説明があったような気がします。双発の戦闘機は1935年ころから列強各国で開発されますが、どうも技術史の中には「単発機並みの空戦性能を持つ双発機」を本気で目指した時期があったようです。しかし双発の長距離侵攻・護衛戦闘機という企画はほとんどが失敗におわり、第2次大戦では夜間戦闘機か、昼間なら制空権下での地上攻撃・艦船攻撃という使い方が妥当であったようです。屠龍丁型は 海軍の斜め銃の戦果に刺激されて操縦者後部の胴体上面にホ5 20mm機関砲2門を装備した型です。陸軍では斜め銃とは呼ばずに上向き砲と称するのはワザワザの感があります。


  キットでは、松戸飛行場を基地としてB-29の邀撃に活躍した飛行53戦隊としました。翼と胴体の白帯・日の丸は塗装です。


 上面の迷彩は細切りのマスキングテープで囲った穴が暗緑色の部分です。尾翼の部隊マークの輪郭が53を表している好デザインと思います。


 後部の旋回銃は軽量化のためか撤去されています。


胴体下の20mm砲を撤去した後の銃口が塞がれています。


この角度から見るとなかなか颯爽としています。




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