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誌上個展

ポテーズ25A2 (アズール1/72)

  by Nobunaga



実機について

 ポテーズ 25(Potez 25またはPotez XXV)は1920年代に設計されたフランスの単発複座複葉機。第一線で多種の用途に使用されることを目的として作られた多目的戦闘爆撃機 です。

キットについて
 このキットではロレーヌエンジン付きとなっています。実機は多種類のエンジンに換装でき各国で活躍したそうです。キットでは多種類の機体に合うように全パーツ数113の内46が不要パーツとなっています。
 最近のアズールの簡易キットはかなり洗練されてきて以前のように左右の長さが違う、厚さが違うといったことはないようです。
 キットの羽布張り表現は素晴らしく、また、エンジンカバーのスリットの彫刻も深くてメリハリが利いています。
 複葉機なので張り線を張るのは不可欠ですがエッチングパーツでターンバックルが40個もあるのは結構きついので二重張り線のターンバックルだけを使ってあとは貫通式で張りました。二重張り線用のターンバックルは折り曲げると縦横1ミリで糸を通すのが大変です。これから作る人は先に糸を通してから接着した方がよいでしょう。
 デカールは上質で台紙から直ぐ剥がれるし発色もいいです。デカールは5種類の国籍標識がありますがなんと日本陸軍の日の丸があるのです。説明を見ると1945年の日本降伏時にタイ国に引き渡されたようです。ヴィシー塗装でド派手な色使いです。
 機体塗装指示番号が間違っているようです。ミスターカラーの338番はライトグレーですがダークブルーグレーは何番でしょうか。分からないので箱絵に合わせて調色しました。 





主翼上に付いている小さな翼(名前はなんて言うのか)はエッチングパーツで支えるのだけれど不安定なのでプラバンに換えてます。 


ブルーグレーに赤蛇の目は美しいです。




翼間支柱のX張り線は0,2ミリ真鍮線です。


下翼に爆弾架を付けました。

参考
日本がフランス領インドシナでキャプチャーしたポテズ25


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