Home  >銀翼ー戦間期の英国複葉機その11 フェアリー ソードフィッシュ(エアフィックス1/72)< 誌上個展<2022年6月号

誌上個展

銀翼ー戦間期の英国複葉機その11
フェアリー ソードフィッシュ(エアフィックス1/72)

  by Nobunaga



のぶさんながやんの飛行機放談

のぶさん:久しぶりやね連休はどっかへいっとんたん?

ながやん:どこにも行かへんで。製作や製作!雨降りも多かったけど気温が上がって作るのにはいい季節になってきてコロナでやらんかった展示会ぼちぼち始まってきたしな。

のぶさん:ところで今日のお題のフェアリーソードフィッシュってめちゃ有名機やな昔から72とか48で製品化されてるし144は分からんけど32でも出しとるで。なんで作る気になったん。

ながやん:ソードフィッシュって性能的にはどうってことないけど武勇伝も多いしジョンブル魂って言うんかやられること覚悟で突っ込んでいくって壮絶感があってなんか心うたれるんや。どっかの国みたいに悲壮感で突っ込んでいくんとちゃうで。複葉機のくせにロケット弾とかレーダー抱えて、今で言う最先端のハイテク兵器やな。そこがまたええんや。

のぶさん:英国機ってなんか変やね。かっこいいのか悪いのか、おんなし蛇の目でもフランス機とは明らかに違うよな。

ながやん:英国機はなんちゅうかかっこいい飛行機はあんまりないな。戦争後期になったらスピットファイア24とかテンペストとかホーネットとかスマートなのが出てきよったけどそれまではださいのが多かった。フランス機も妙にださいけどだささがちがう。フランス機はデザインこねくりまわして中途半端な出来やけど英国機は実用一点張りでデザインは二の次みたいなとこがあるな。お国柄って言うとこや。民族性、国民性の違いでどんなんができるか比較飛行機デザイン研究なんかしたらおもろいかもな。



 エアフィックスのソードフィッシュは羽布張りの表現が素晴らしいです。実機が目の前に有る強みですね。組立説明書どおりに作っていけば立派な「めかじき」が出来上がるはずですが、ちょっと工夫が必要なところもあり作り慣れてないと苦労する事があります。また、細かい部品が多くランナーからの切り出しには要注意です。小さいパーツを三つくらいなくしましたよ。
張り線はS.B.Sと言うハンガリー製のステンレスエッチング製品を使いました。パーツを切り離す前に黒で塗装するのを忘れていました。


黄色の爆弾があるなんて知りませんでした。色彩的にはなかなか良いものです。でも塗装は面倒でした。と言いながらプロペラの先端を黄色く塗るのを忘れていました。


尾翼のラダーやエレベーターの作動ケーブルを再現しました。足掛けは真鍮線で作りました。



参考資料:レプリック誌No.49号、Linewrights LTD AEROGUIDE NUMBER4「SWORDFISH」、AEROPLANE COLLECTORS ARCHIVE「Fleet Air Arm Aircraft of World War2」その他インターネットに依る実機写真、作例等 


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