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(Photo) エアバス A340
by コルディッツ
博物館実機写真
エアバスA340は1991年初飛行に成功し、2012年に生産停止になるまでに377機が生産された、ターボファンエンジン4基装備の旅客機です。1992年に初飛行した双発のA330と同時期に開発された姉妹機でもあります。A340は日本のエアラインには採用されませんでしたが、欧州のエアラインが日本路線に就航させたので、日本でもよくその姿を見ることができました。見慣れたジャンボジェットと違うスマートな風貌は印象的でした。
ボーイングB747程の乗客収容力は必要としないが、長距離運航を要する都市間を結びましたが、ETOPS(双発機による長距離進出運航)ルールが、双発機の長距離運航の拡大を段階的に容認するようになると、ボーイングB777やA330に、そして現在はボーイングB787やエアバスA350に押され、その姿を消しつつあります。
※ 本稿はWikipediaを参照しました。
スカンジナビア航空のA340
カストルップ空港(コペンハーゲン郊外)にて 2004年1月撮影
2000年代はA340を日本路線に就航させる欧州のエアラインが多いように思います。実はスカンジナビア航空の「ユーロボーナス」でマイルポイントを貯めていたので、同航空を積極的に利用していました。未確認ですが、今回のCOVID-19の影響で海外拝観が出来ず、故に貯めたマイルポイントの有効期限は切れたようで、残念です。
スカンジナビア航空とルフトハンザドイツ航空のA340
成田空港にて 2008年12月撮影
スカンジナビア航空のA340と「安全のしおり」
成田空港にて 2014年8月撮影
A340とA330の共通化を象徴するかのように、「安全のしおり」も共通化していました。
エアカナダのA340
トロント・ピアソン国際空港にて 2006年5月撮影
ルフトハンザドイツ航空のA340-300、機内及び「安全のしおり」
ミュンヘン空港にて 2011年5月撮影
客室内は2つの通路で仕切られ、エコノミー席は2×4×2でした。
ルフトハンザドイツ航空のA340-600は、客室からみると地下にトイレがあることで有名です。その搭乗の機会に浴しないまま、A340-600は去ってしまうかと思うと悔しくてなりません。
フィンランド航空のA340-300
成田空港にて 2012年8月撮影
ヘルシンキ・バンター空港にて 2012年8月撮影
乗り換え便までバスになり、そのバスが搭乗してきたA340-300の前を通り過ぎました。
南アフリカ航空のA340
パース空港にて 2019年12月撮影
この便には搭乗していませんが、ヨハネスブルグ~パースに就航していると思われ、A340は搭乗者数の限られた長距離路線には適切な機体だと思いました。
ヴァージン・アトランティック航空のA340-600
ロンドン・ヒースロー空港にて 2010年7月撮影
2015年にヴァージン・アトランティック航空は日本路線を撤退してしまいましたが、機内サービスが好評で人気の高いエアラインでした。運賃が高いので私は敬遠していましたが、ロンドンから成田を一度だけエコノミーで搭乗したことがあります。確かにアメニティ・グッズなどエコノミーでも素晴らしく、また乗りたいと思いました。
片道搭乗の訳は、ロンドン~フランクフルト~成田の帰国便が、予約したルフトハンザドイツ航空便がオーバーブッキングのため、ヒースロー空港にて同社係員から、代替にブリティッシュ航空便かヴァージン・アトランティック航空便の提供が出来ると言われ、ヴァージンを選択したものです。この時あまりの嬉しさに錯乱し、 「ブリティッシュ・エアウェイズ」と口走ってしまい、慌てて取り消す醜態をさらしましたが、その返事に驚愕した係員の表情も忘れられません。
オーバーブッキングの処置に志願したので、幾許かの慰謝料を頂いた上に、ヴァージン・アトランティック航空に振り替えと、これだからヒコーキの旅は止められません。
さらばロンドン!
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