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特集 プラモデル温故知新

 Fw190D-9 (レベル 1/32)

  by 英一・ハルトマン



 古~~~い、レベル1/32のFw190D-9(以下ドーラ)を紹介します。
年を重ねるにつれて、子供のころに作りたくても作れなかった、買いたくても買えなかったキットを手に取り、作りたくなるのは、 ノスタルジックな心情からか、はたまた 何か忘れ物を探すような想いからなのでしょうか・・・
このキットは発売当時、あまり評判がよろしくなかったように記憶してますが、どうだったでしょう?
ドーラは、液冷化で洗練されたスタイルになったとは思いますが、空冷フォッケから受け継いだ力強さ、無骨さは健在、そこが一つの大きな魅力になっていると思います。そういう意味ではこのキットの味わいは、良くマッチしているのではないでしょうか?



組みあがった感じは何か妙にがっしりとしていて、そう言えば昔の海外キットの多くはこんな感じだったかなあ~と。
同社1/32 P-47に見られるおろし金リベットほどではないにしろ、全面に打たれた凸リベットがドーラの無骨さを良く表現していると言ったら言い過ぎでしょうか?
同スケールではハセガワさんの、それは美しいドーラが有りますが、レベルのこのキットを改めて眺めて見ると、その存在感に驚かされ、時代を超えてこれらのキットを並べてみることができる喜びに、感動すら覚えるのです。
製作に当たっては、コクピットや主脚収容部にハセガワさんのキットパーツを流用していますが、ホント 余計なことしたなと、今は思えるのです。
何故ならば、マスタングと激闘を演じた力強いドーラが、確かにそこに存在するのだから。


ボックスアート。レベル/グンゼ交えいくつかの種類がありますね。その中では今一つの出来かな?



どのアングルも、ドーラはカッコ良い!
塗装は筆塗りですが、エアブラシは準備や片付けが面倒なので使いません。このキットにはマッチしてると勝手に思ってます。




ハセガワさんと並べる楽しさ。こちらも筆塗りですが、エアブラシの方がマッチしてますかね?


おろし金P-47との2ショット。1945年の欧州の空に、想いは飛んでいきます。  



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