ユンカースJumo213Eエンジン（1/12フルスクラッチ紙模型）

　　by TOSHI

Fw190D-9やTa152Hに搭載されたユンカースJumo213Eエンジンの1/12模型を厚手のコピー用紙を主な材料に作りました。
全長2263mmの大柄なエンジンですので1/12模型でも迫力があります。

詳細な図面は無かったのですが、WEBで見つけた実機（Jumo213E）の鮮明な画像をベースにしました。
紙で再現できる程度に省略していきます。

箱組した本体にシリンダーブロックに見立てた円筒を12個取り付けベースとしました。
このベースを基にディテールを追加していきます。

巨大な過給機が眼を引きます。

Bf109に搭載されたDB601と並べるとJumo213Eの大きさが際立ちます。
Jumo213Eが全長で30％（1722→2266mm）長いのですが、それ以上に大きいという印象ですね。最初は寸法を間違えたかと思うほどでした。
排気量はDB601の34Ｌに対し35Lと殆ど変わりませんが離昇出力は1350HPのDB601より28％アップの1725HPにアップしています。
DB601がコンパクトなエンジンなのでBf109Eが小型に纏まったのでしょうね。
Jumo213Eの過給器が随分と大きいのが印象的です。

航空用レシプロエンジンの歴史を1/12フルスクラッチ紙模型で辿る試みも22作目となり当初目標の30作達成が見えてきました。

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