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  隼一型 (エフトイズ 1/100)

  by 松戸のタカ



 こんにちは松戸のタカです。コロナ騒ぎで仕事が無茶苦茶忙しくなり模型作りどこではなくなった状態でした。忙しいのに収入が増えないストレス!?それでも「これではいけない!」と勝手に思い込み、模型作りを再開?しようとしていました。そこで先日秋葉原の模型店を覗いてみたらたまたまエフトイズの隼が箱積みされており、何となく気になって買ってしまいました。





どのモデルが入っているかは開封するまでわかりません。でもこれはあくまで「お菓子」のオマケという商品なのです


 さて、このシリーズは塗装済みで組み立てるだけ!の簡単キットです。しかも脚と風防は可動!いくつかのカラーバリエーションがあり箱を開けるまで何が入っているのかわかりません。
 開けてみると飛行第64戦隊、いわゆる「加藤隼戦闘隊」のものでした。ちょうど希望していたものであり、これ幸いと早速組み立てることにしました。

眺めてみると小さいのに細かいパーツもなかなかよくできており、エンジンや増槽タンクの支柱も芸が細かい。翼下面のモールドは実に細かくフラップやエルロンなどの各種点検口までもが表現されています。


操縦桿も別パーツですが小さくて、吹き飛んで無くしそうです

 その反面、一型にはなかったはずの胴体下面につける冷却器があったりします。別パーツになっておりモッタイナイけど取り付けません。
翼の前縁に照明灯らしきモールドもあります。あれ?一型には照明灯はなかったはずです。しかも左右の翼にあります。
下面の色は全面銀色となっています。下面は灰色ではなかったかなあとも思いましたが気にしないことにしました。


結構細かく表現されています。存在しないはずの冷却器とりつけ孔はとりあえず塞いでおきました


 気にする方は気にするのでしょうが、そこまで修正しようとすると時間と手間がかかるばかりだし、そもそも下面だから気にしない

 彩色済みで組み立てておしまい!にするはずでしたが、組み立て始めると欲が出てきてしまいました。
こんなに小さいのにちゃんと操縦席が構成されていて、操縦桿なんて極細のパーツでできていました!これはすごいなあと思いつつ、何となく色が明るすぎるような気がして、気持ち暗めに塗装しました。ついでに計器盤にも色を塗ってみたりしました。


くすんだ色に塗装してみましたが汚くなっただけの印象

 操縦席両側は、簡単ですがきちんとモールドされており青竹色に塗られていました。でも少し暗いなあと思って、改めて塗り直しました。


一応モールドされています

 ところが組み上げてみると小さいので操縦席内部は殆ど見えません。塗らずに素直に組めばよかったのだとちょっぴり後悔。他にも環状冷却器を塗ったり、ちょこちょこタッチアップ(したつもり)したりしました。

 脚は可動式で私のような可動大好き人間には嬉しい構成。ありがたやありがたやと思い組み立てます。
脚収納部は未塗装でしたので、ここは青竹色で塗りつぶしました。ここは見栄えが良くなりニンマリしました。

ところが事件発生!仮組みしてテーブルの上に置いていたら、寝ぼけたムスコに手で払われてバラバラになってしまいました。まあ組み直せばよいのですが、プロペラシャフトがひん曲がり真ちゅう線で組み直す羽目になりました。

  気を取り直してパチパチ組み立てて行きます。胴体と翼を組み立てると、なんだか上反角が足りないなあと思い、上反角をつけようと少し削って、ここは流し込みタイプの接着剤を使って固定ました。
 ところがこれが大失敗!翼を取り付けて脚を開こうとしたら、なんだか動かない!ん??と思い、何度か動かそうとするとポキリと脚が折れてしまいました!そうです!流しんだ接着剤が脚部まで回り込んでしまって脚を固定してしまったのでした。今更再び分解する気も起きず、結局脚は閉じた状態とすることにしました。せっかく脚内部を塗装したので無駄足となりました。


ああああ 右脚が折れてしまいました。せっかく脚内部を塗装したのに(泣)

 こんなことになるならばせいぜい脚収納部を塗装するだけで、あとは素直に組み立てておくべきだったかもしれないと後悔しました。

 余計なことをしなければよかったなあと嘆きつつとりあえず組み上げました。
組み上げてみると(キットが)よくできていることがわかりました。
 でもコクピット内部はほとんど見えません。何もしなくてよかったかも 


操縦席内部はほとんど何も見えません


脚は折りたたんだ状態にしました。でもむき出しの車輪と古臭い2枚プロペラがなかなか似合っています

 出来上がってみると、なかなか良さげです。このキットにはスタンドが付いているので脚が折れてしまって飛行姿勢に固定しても飾っておけるのがよいです。でも3点姿勢の画像も欲しかったなあ
 そういえば昔の1/72くらいのキットはスタンドが付いているのが多くありました。各メーカーさんもつけてくれると嬉しいです。





 何より久しぶりに模型を組み立てたので色を塗ろうと各ビンを開けてみたところ、カラカラに乾いているものを多数発見!おかげで色を塗る前に一晩「溶解液とシンナー」で復活作業!をせざるを得ませんでした。でも復活作業は意外と楽しく、子供の頃だったら諦めていたビンが復活可能となったのは嬉しいことでした。


影の主役はこちらかもしれません。能書きにはMr. COLOR専用とありますが、気にせず他社のものにも使用しました


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