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特集 ホンダ

ホンダ・バラードスポーツCR-X1.5i (タミヤ 1/24)

by 福田 道章



1983年 S800以来の小型スポーツカーとしてデビューしたバラードスポーツCR-X。
1.5LのEW型エンジンはグロス110馬力と決してハイパワーではありませんでしたが、
トヨタのAE86レビン/トレノに負けず劣らず絶大な人気を誇りました。
タミヤのキットは初期型1.5iで後に出たSiではないのが残念ですが
貴重な初代CR-Xをモデル化しております。
現在生産休止品で、中古市場頼りにはなりますが入手は容易です。
部品点数も少なく組みやすくスタイル良好の名作キットです。
ただ古いキットの常でデカールが劣化してサイドのレターやリヤウインドウのシェードは砕けて 諦めてしまったのでやはり再販が望まれます。



ボデーカラーは青、白、赤の3色ありますが、CR-Xといえばアラフィフ世代にはなんといっても{よろしくメカドック}でしょう。(劇中ではミッドシップに改造されてシルエットフォーミュラ化されたゼロヨンマシンで原型とどめていませんが)という訳で赤に決定。サイドのモールもついでに塗れるし一石二鳥。
クレオスのスーパーイタリアンレッドを使用しました。下半分はクレオス8番シルバー+クリアーです。
モールのマスキングにはアイズの1mm幅テープが便利。クレオスのGXクリアーでオーバーコート後軽く磨いて仕上げました。



スライドルーフはピタリとあいますが、スライド時に立ち気味になるので裏を削ります。
タイヤが出っ張るのでブレーキを少し削りました。この辺は定番工作ですね。
スジボリをサッシモール含めて深く掘り直しています。
ウオッシャノズル、アンテナ基部、鍵穴は穴あけしておいて、塗装後に伸ばしランナーで作ったリベットを差し込みました。
(伸ばしランナーの先端を更に炙ってリベット状にしたもの。火の取り扱いには注意しましょう)
このキットの最難関はシートのチェック柄ですが、クリアデカールにメッシュ越しにフラットホワイトを吹いてブラック地に貼りつけという技法を試してみました。上手くいったとは思いませんが手書きよりはましでしょうか。



リヤシート付いてますが折り畳み式で超狭い。
ほぼほぼ2シーターです。
このころのホンダ車はシティも含めてデザイン秀逸でほんとカッコイイですね。 





ホンダエンブレムはアクステオンのエッチングパーツ使用。
切り出しが難しく上下が欠けてしまいました。
再販叶うならインレットシール希望。
ワイパーやナンバープレートは少し削ってキットのものを使用しました。
フロントバンパーのウインカーレンズはジャンクパーツをはめ込んであります。




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