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特集 イギリス 

(Photo) 英国機 Spit & Hurri

by  コルディッツ

 レベルが1/32の新版ハリケーンをリリースしましたが、積みプラを処理しない限り手を出せないので、今年もしばらく積みプラ相手に頑張らせて頂きますので、よろしくお願い致します。
 今回は英国特集なのでクラウン1/144のスピットファイアMk.Ⅴを選択しましたが、これは辛いキットでした。通しで一枚板の主翼を胴体下部に接着するのですが、それぞれの屈曲率が違うので、とんでもない隙間が出来ます。昨年末はこの隙間埋めにかかり切りでした。実は3社協同144シリーズでは、クラウンがベストと思い込んでいましたが、ミツワの方がユーザーフレンドリーの様です。
 正月明けに作業再開予定でしたが、悪い風邪で寝込んでしまい、何とかキットを組み上げるので精一杯でした。英国機を物語るのにスピットファイアだけでは申し訳なく、スウィート144 ハリケーンMk.Ⅰ主翼羽布張りタイプを急造し、追加させて頂きました。



 クラウンのデカールは蛇の目が6つのみで、垂直尾翼の三色旗も
なく、ちょっとビックリ。約半世紀前の購入でデカールは使い物に
ならず、スウィートの物を流用しました。隙間埋めを思い出すと、
頭痛がしますが、意外にスピットファイアらしさを把握している
と、クラウンに加点です。



 ダックスフォードで撮影。マーリンエンジン装備機で写真の選択
をしたので、型番や機番はリサーチしていません。



 スウィートのハリケーンは透明部品が使えなくなっていたので、
プラ部品を銀で塗りましたが、144ならこれ位で上等ではないかと
思いました。並べてみると、改めてスピットの小柄さとハリーの
大柄さが分かります。



 ユバスキュラにフィンランド空軍の使用したハリケーンMk.Ⅰが
展示されていました。スウィートのデカールは銃口カバーが省かれ
ていたので、フリーハンドで塗りました。



 撮影後に気付きましたが、スウィートのベルギー空軍の蛇の目
デカールはオーバースケールだったようで、改訂版が追加されて
いました! 積みプラ処理が最大の目標なので、見なかったことに
します。



 かくして新年早々、積みプラ2機を成仏できました。
 ヒコーキは飛行してこそ美しいと思います。珍しいハリケーン
3機編隊飛行の写真で締めさせて頂きます。



  ダックスフォードにて撮影


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