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特集 アメリカ 

 コルセアMk.Ⅰ(ミツワ 1/144) & P-51D(プラッツ1/144)

by  コルディッツ

 アメリカ特集を知った時、ミツワ144のF-4U-1の成仏に取り
かかった処でした。多分40年以上前に100円で購入したキット
です。レベル144のF-4U-1と差別化のためか、バードケージ型
を選択しているのに感激して購入し、そのまま積みプラにして
いました。組み立ててみると、1パーツの水平尾翼は左右胴体で
嵌める手法で、胴体側の開口部のズレで傾き、カウルフラップ
の開いた状態は感激ものでしたが、カウル自体は上向きで固定
になったり、バードケージの枠塗りは還暦過ぎには眼に辛く、
何よりもオーバースケールのようで、特に主翼がデカ過ぎの
ようです。さらに経年劣化で同封の米海軍デカールが使えない
のを奇貨として英海軍機にしたのは、やり過ぎだったかと。



 2008年頃に作り、プロペラ1枚と風防が行方不明のレベル144
のF-4U-1が出てきたので、並べて見ましたが、主翼がデカ過ぎ
ですね。しかも翼端をカットしたので、ますます主翼の大きさ
を強調してしまいました。



とは言え、一応形をなすと、作って良かったとワクワクです。
 主脚根元をブロック形状にし、工作の難易度を下げるミツワ
の配慮、マッチボックスのキットを回想させる深い筋彫り等、
1970年代から1980年代の日本のプラモ業界の持つ強みー多様性
のテイストを存分に味わうことができました。  



 艦隊航空博物館(ヨービルトン)展示のグッドイヤーFG-1A。
再掲です。機体の汚れは半端なく、国籍マークが消えても気に
しない姿勢は、さすが海賊精神かと。
 
144のアメリカ海軍機はコルセアとして、空軍(陸)軍機は、
時間もなくなってきたので、積みプラ歴の少ないプラッツの
P-51Dにしました。流石に工作等に問題がなく、スムーズに
進みましたが、主脚は上翼の凹みにピンを差し込む手法なので、
迂闊にも何度か折ってしまい、完成はヒヤヒヤものでした。



例によって北欧贔屓なので、プラッツの「異国のムスタング」
からです。スウェーデンでの名称はJ26。  



 スウェーデン空軍博物館展示のJ26。再掲です。スウェーデン
はP-51以降、アメリカの戦闘機を採用せず、自国開発で切り抜け
ましたが、NATO加盟となると、周囲のデンマーク、ノルウェー、
フィンランドはF-35採用なので、スウェーデンもF-35を採用する
かもしれませんね。  




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