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EUROFIGHTER TYPHOON (RAPID PACIFIC 2022)
(PLATZ 1/144)
by
五六式(TYPE-56)
プラッツのタイフーンを作りました。演習の際,百里基地に訪れタイフーンの初来日となった特別塗装の機体です。
<実機について>
イギリス・イタリア・スペイン・ドイツの4カ国で共同開発した4.5世代ジェット戦闘機。外見上の特徴は,カナードを装備したデルタ翼機であることと,機体の下部に開口したジェットインテーク。高い機動性とスーバークルーズが可能な飛行性能に加え,先進的な機体制御機構や幅広い任務に適応するFCSと搭載力に加え,限定的なステルス能力も獲得しているという。
<キットについて>
キットは,ドイツ空軍が,昨年行った,大規模なアジア地域への展開訓練(RAPID PACIFIC 2022 )に参加した機体のデカールが付いているもので,パーツは,F-toy由来のものです。食玩に特製デカールがついたようなものですが,1/72や!/48でこのマーキングの大判デカールを貼ることを考えると1/144スケールキットを選ぶのもよいのではないかと思います。
「よいではないか,よいではないか。」
「あ~れ~,ご無体な・・・涙・・・。」
という具合で通販サイトでポチッと・・・。
<製作>
製作の邪魔になる押し出しピン跡やゲート跡などをチェックしてパカパカと組みました。
ジェット機のプラモは,機首におもりを仕込まないと前輪が接地しないことがありますが,このキットは,おもりがいりません。
キャノピーを取りつけるベロのような張り出しは少し切り詰めてやらないと機体に取りつけられません。
ジェットインテークの内側は,下から見ると大穴が空いているのが見えてしまいます。ごく薄いプラ板を現物合わせで取りつけて穴を塞ぎました。
デカールは,フィルムが丈夫で,曲面にもよくフィットします。一部がキャノピー枠にかかることや,エキゾースト付近にラッピングが無い部分の寸法が合っていないこと,カナードの後ろの小翼にかかるところを現物合わせで切り離すことなどを考慮しました。
<完成>
FX選定のとき,日本の飛行機好きには,航空自衛隊に採用されて,日の丸タイフーンが日本各地で見られる・・・などということもあり得たかもしれない・・・という夢があったと思います。でも,当時から,日本が軽空母を運用するという構想があったなら,F-35一択ですよね。
カナードは。差し込んだだけなので動きます
デカールが貼りやすくて助かりました。ちょっと寸が足りないところがありますが,文句を言うとバチが当たるゾ。
ホントは作動しているべき動翼が動いていないけれど,許してください。
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