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米海軍原潜ジョージワシントン (レンウォール1/200)
by
クラキン
【実艦について】
1959年に就役したアメリカ海軍のジョージ・ワシントン級原子力潜水艦の1番艦で、世界初の弾道ミサイル原子力潜水艦(戦略ミサイル原子力潜水艦)(SSBN)です。
1985年に退役しています。
元々は攻撃型原潜として製造されていた物を急遽艦体を延長してSSBNとした物で水上排水量5,959トン、全長116mと、後に続くSSBNフランクリン級やオハイオ級と比べると小型です。
武装は533mm魚雷発射管4門とSLBMポラリスA1が16基です。
1981年4月9日、鹿児島県沖の東シナ海に浮かぶ下甑島付近を航行中に日本(愛媛県)の海運会社が所有していた貨物船日昇丸と衝突し沈没させる事故を起こしましたが、軍事機密が露見するのを恐れて日昇丸乗組員の救助せず現場から立ち去ったため、船長ら2名が亡くなられるという悲しい事故を起こしました。
【キットについて】
レンウォールが発売した1/200キットをレベルが引継いで再販した物です。
艦内部の構造が再現されており、右舷側の船体パーツが脱着式になっているので完成後もインテリアを見ることが出来るようになっています。
完成すると全長60cmくらいになる大型キットです。
箱絵
船体パーツ
内部構造パーツの一部
【製作について】
乗組員のベッドにカーテン(ティッシュペーパーを細断して折り曲げ、着色した物)を取り付けたことと、
潜望鏡を真鍮パイプに交換した以外は素組みです。
元々がかなり古いキットなので、押出しピン跡やパーティングラインが盛大にあり、これらを整形するだけでもかなりの作業量になりますが、完成後見えなくなるところは修正せずに手抜きしました。
艦内のディテールも最新キットのレベルから見れば見劣りしますが、艦内の資料もありませんし、やり出すとキリが無いので潔く素組みにしました。
カーテンを追加したベッド
隔壁
パーツの合い自体はまずまず良好なので素組みと割り切ってしまえば比較的スラスラと進みます。
但し、右舷側の船体パーツは合わせが悪くきちんと嵌まりませんので使っていません。
大きなキットなので墨入れやドライブラシ、艦体塗装のメリハリなどで単調にならないように気を付けました。
他のキットと並行して製作したので製作期間は4ケ月掛かりましたが、正味の製作日数は2週間程度です。
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