Home  > いすゞピアッツァ (フジミ 1/24)> 特集 1/24 CARモデル>2024年4月号

特集 1/24 CARモデル

  いすゞピアッツァ (フジミ 1/24)

  by アールツーMt.



1.実車について
 1979年ジュネーブモーターショーにて発表されたジウジアーロによるコンセプトカーを81年にいすゞがピアッツァとして量産開始したものです。
ショーモデルがほぼそのまま量産化されたということで話題になりました。
ウェッジシェイプ(くさび形)フォルム、フラッシュサーフェス化、当時の他の国産車とは一線を画す先進的なデザイン。(私は当時はむしろ先進的過ぎてあまり好きにはなれなかった覚えがあります。)
発売当初はフェンダーミラーでしたが、日本の法改正により83年からドアミラーになりました。その後いすゞは乗用車から撤退しました。



2.キットについて
  よろしくメカドッグシリーズとなっていますが、箱絵とデカール類だけでその他は普通のスケールモデルと同じです。古い金型を使用しているとのことで注意書きがされています。
ホイールも、箱絵はカスタム品が描かれていますが、入っているのは純正品のディスクタイプでアルミ風にやや光沢を抑えたメッキされた物が入っています。
また、高級車にしては、ドア側助手席側ともにドアガラスがなく、車内が丸見え、ステアリング周囲の特徴的なスイッチ配置が見られますが、ドア内張がなくボディの裏側までスカスカなのは残念な状況です。



3.組立
 組立はじめの問題点はホイールを固定する穴とシャフトが合わなかったことです。
フロントはポリキャップがキツキツながらかろうじて入りましたが、リアホイールは金属シャフトにはブカブカ、ポリキャップには小さすぎてミスマッチ。
ポリキャップ径に合わせてリアホイール側の穴径を大きくすることで解決しました。



ボディ全体のフォルムは問題ありません。よくできています。
ボディの色はシャンパンゴールドでスプレーし、前後バンパー、窓枠を半つや黒で塗り分け
ました。ドアミラーの鏡面はミラーフィニッシュで仕上げました。
取説には指示がありませんが、ボディ周囲にぐるりと赤の細いラインを入れるとぐぐっと
デザインがよくなりました。







  Home>いすゞピアッツァ (フジミ 1/24)> 特集 1/24 CARモデル>2024年4月号
Vol.188  2024 April    www.webmodelers.com /Office webmodelers all right reserved /
                    editor Hiromichi Taguchi 田口博通 /無断転載を禁ず/リンクフリー
「webモデラーズ について」 「広告のご出稿について」

プラモデル模型製作特集3

TOTAL PAGE