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イギリス初期ジェット機シリーズ その19
by
Nobunaga
イングリッシュ エレクトリックキャンベラB[I]Mk.8(エアフィックス1/72)
傑作機だってみんなが言うけどイマイチ馴染めないんだよな。
キャンベラ(English Electric Canberra)は、イギリスのイングリッシュ・エレクトリック社が開発しイギリス空軍に採用されたジェット軽爆撃機である。初飛行は1949年で、2006年にイギリス空軍では退役した。
速度性能や高高度性能、低空での操作性を評価され、イングリッシュ・エレクトリック社は爆撃機型を土台に偵察機型や練習機型も開発した。また、アメリカ合衆国やオーストラリアにも採用され、各国でライセンス生産された。
*ウイキペディアより引用いたしました。
キットについて
エアフィックスの「赤箱」ではありますが開けてびっくり旧パッケージ製品のままでした。パネルラインはあのメーカーの運河彫りのような太い線、省略されたパネルラインも何箇所もあります。コックピットは左側にオフセットされ、パイロット一人でレーダー手は一段下がった胴体の中に入ってます。それぞれの座席と機器類は再現されています。
レーダー手席を塞ぐパーツを取り付けます。なんとぽこっと膨らんでます。胴体は真円なのでガリガリと穴があくほど削りました。1/48キットではどうなってるんでしょうか?主翼先端は厚みがあるのでかんながけで薄くしました。
キャノピーの枠は太いのでウインドシールドに合わせて削りました。キャノピーは透明度は悪くないけどランナーからのゲートがガラスまでかかっていてしかも内側。消すのが大変です。ウインドシールド右側ガラス部分消し忘れでした!
デカールは発色は良いものの部分によっては千切れてしまいます。ジグソーパズルのようで楽しめます?余白部分は切り取らないとシルバーリングになります。
その他古いキットにありがちな合いの悪さなど苦労しますがその分愛着が出てきますよ。重りを入れる場所がありません。重りは省略して台紙に直付けです。
重りを入れなかったのでスチレンボードに直付けです。使わなかったロケット弾や爆弾を並べました。
主翼のウオークウエイの点線は一個づつ貼りました。そのせいでところどころ踊ってます。凄く面倒でした。細かい点線の方はデカールです。
デカールはクリアを吹いてから貼り付けましたがシルバーリングが出てしまいました。XM277の余白を切らなかったため汚くなりました。後からマークセッターを塗っても効き目はなかったです。
前車輪はダブルタイヤです。写真では見えませんがそれぞれに泥除けが付いてます!如何にも英国調ですね。パイロットシートにはオーバーヘッドエジェクションハンドルをつけました。射出時に引っ張って顔面を保護するようです。
ハンチングパーシバル ジェットプロヴォストT.3
(エアフィックス1/72)
校長先生は生徒の模範になるよう頑張りました。永年勤続賞ですね。
1950年代にRAFは新しい専用のジェット練習機の要求仕様を発行した。ハンティング社はレシプロ・エンジンのパーシヴァル プロヴォスト基本練習機を基にジェット・プロヴォストを開発した。1954年6月26日に試作機はディック・ウェルドン(Dick Wheldon)の操縦で初飛行を行った。英航空省は10機の「ジェット・プロヴォスト T.1」を、1957年6月にはアームストロング・シドレー ヴァイパー エンジン、射出座席、再設計された機体と強化された首車輪式降着装置を備えた40機の「ジェット・プロヴォスト T.3」を発注した。パーシヴァル社は開発段階における構造テスト用専用に1機を製作し、これは技術者が基本設計で達成できることを研究するために役立った。合計で201機のT.3が1958年から1962年に納入された。
1961年に新しいエンジンを搭載した「T.4」、1967年には機首のデザインをより洗練し与圧式コックピットを採用した「T.5」が続いた。
2丁の7.7-mm (0.303-inch) 機関銃で武装した輸出仕様も存在するが、純粋な練習用である本機よりも軽攻撃機としても使用できる派生型・ストライクマスターの方が多く輸出されている。
*ウイキペディアより引用いたしました。
キットについて
組み立て説明書どおりに作れば完成します。背中から垂直尾翼に登るところがちょっと厚みがあるのでかんながけしてスッキリしました。キャノピーは開放したパーツと閉じたパーツが選べるのは好感が持てます。機首の前照灯は透明プラパーツにしてくれるとなお良かったです。
胴体の赤と主翼のグレー塗装はMr.カラーの何番なのか不明なためハンブロールの174と166を通販で買いました。うすめ液はMr.カラーシンナーを使いました。174の赤は一週間経っても乾燥しません!機首の塗り分けは汚くなりました。
1ミリ以下のステンシルデーターは省略しました。
*参考資料:AELOPLANE ICONS「CANBERRA BRITAINS FIRST JET BOMBER」酣燈社 別冊航空情報「英国ジェット軍用機」、その他ネットによる実機写真、作例等
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