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(Photo) Bubbletop Spitfire

by  コルディッツ
博物館実機写真

 1936年に初飛行のスピットファィアは、第二次世界大戦中にもアップデイトを続け、大戦終了後も主力戦闘機の位置を維持しました。そのための改造は多岐に渡り、エンジンをロールス・ロイス・グリフォンに換え、武装を強化し、風防も水摘型に換え、用途に合わせて各種主翼を開発します。
 その中でもバブルトップと呼ばれる水滴型風防設置型は、風防後方から垂直尾翼までのラインが全く変わってしまい、スピットファイアと呼ぶのが躊躇われる程です。そのためかバブルトップに馴染めないまま過ごして参りました。
しかし 最近、耄碌したのか単なる気まぐれか、バブルトップ型を愛おしく思うようになっている自分がいました。
 今年はスピットファイア誕生90周年。そこでバブルトップに注目してご紹介したいと存じます。
※ 本稿は博物館の標示、「スピットファイア完全リスト」
を参照しました。

 Supermarine Spitfire F Mk.22 PK481
 航空遺産博物館(ブルクリーク,パース郊外)にて

 2019年12月撮影です。バブルトップの機体の22型の操縦席に乗ることが出来たので、後に振り返り撮影。確かに優れた後方視界です。  




 22型は21型の風防を水滴型に改めた型で、278機が生産されました。21型以降は胴体構造や主翼が新設計になっています。又ナンバーもローマ数字からアラビア数字に変わります。
 写真では閉じていますが、主脚収容庫に扉が設置されています。


   Supermarine Spitfire FR Mk.XⅧe (18e) SM845
 帝国戦争博物館ダックスフォードにて 2008年7月撮影

 18型はグリフォンエンジンを搭載し、最初から水滴型風防で生産された機体です。14型を基本としています。生産は戦後になり、300機が生産されました。


   Supermarine Spitfire LF Mk.XⅥe (16e) TD248
 帝国戦争博物館ダックスフォードにて 2009年7月撮影

恥ずかしながらバブルトップになったのは、グリフォン搭載型だけと思い込んでいました。
実はマーリン搭載型にも水滴型が有ります。
 16型は9型と同じ機体に、アメリカで生産されたパッカード・マーリンを搭載した機体です。ライセンス生産ながらロールスロイスのマーリンとは、整備時等に無視できない差があるので、ナンバー16が付与されました。
 1,000機が生産され、1945年からの生産は水滴型風防になっています。


   Supermarine Spitfire F Mk.24 PK724
 王室空軍博物館(ヘンドン)にて  2016年4月撮影


 24型は英国空軍最後のスピットファイアです。22型に後部燃料タンク増設、ロケット発射装置搭載、無線機の変更で81機生産。うち27機は22型からの改造との事です。最後の勤務地は香港で、1955年に退役しました。


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