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 F4U-1D (アカデミー 1/48)

  by 加藤 寛之



 このキットはもらいもの。コルセア好きの私としては、もらって嬉しかった。キット組み図に「1999」とあるから、新しいキットではないことは分かるが、コルセアだからOK。
仮組みしてみるとだいたいちゃんと組めるが、最新キットのようなピッタリ状態でない。細かい削り合わせは避けられないが、たいした作業ではなさそうだ。
 キットは、フラップがバラバラに造ってありこれを下げた状態で組むようになっている。でも、一体の部品も入っている。カウルフラップは、開閉選択式。翼下武装や燃料タンクの形、プロペラ、尾輪柱も塗装と同時に選べるので、作る人によって完成姿に変化があるのだろう。

 組順は、エンジンから始まる。星形2列のエンジンは後列の背部を円盤状にした設計で、組みやすくなっている。左右分割のカウリングやカウルフラップを隙間なく接着する。
コックピットは床板に背部板と椅子、操縦桿を接着して基本形を作る。側面は小パーツを内面に接着する仕組み。この小パーツは計器盤パーツの取り付けに関わるので、そのつもりで位置を決める。
胴体にコックピットを組み入れて、左右の胴体パーツを接着する。主翼取り付けの切り欠きは大きいが、コックピットの床板としっかり接着すれば強固になる。尾輪パーツは塗装後に接着できるので、この段階で組み入れなくて大丈夫。
一本になった胴体の前端にエンジン周りの組み物を接着する。このとき、上面側をなるべく胴体と一体感があるように調整して接着したい。



  次にパイロットの頭部後方の胴体を接着する。コルセアは型式によってここの形が変わるので、それに対応したパーツ分割だ。ところが、このパーツと胴体の面の繋がりが悪く、合わない。これはパテで整形しておく。
主翼は武装選択の穴あけを済ませてから、脚庫の壁を使って上下をしっかりと接着する。これが甘いと、フラップの接着に影響がでる。主翼は後縁が厚くてダルいが、エルロン部分を下面から削り上げて薄く見せれば簡単だし、フラップは下げてしまえば後縁の厚さも気にならない。お手軽に処理しちゃいましょう。フラップの接着作業は作る人にオマカセで、なんだかハッキリしない。“まあ、いいや”でテキトウに接着した。
前縁にある機銃口は成型のダルさを生かした。窪みが残る程度に埋めて、ガムテープで穴を塞いだように塗装してみた。
それ以外は、どうってことなく組める。主脚もしっかり取り付けられる。タイヤが自重変形した造形なので、接地面の位置さえ注意すればよい。



  塗装は全面ネービーブルーを選択、というよりも、塗装が嫌いな私は一色を選んだだけのこと。既製品の色を塗ったのだが、黒っぽいだけであまりにもつまらないので、褪色表現を加えてみた。ネービーブルーに黄土色系の何かを加えて希釈した色をペタペタ塗り、ところどころに銀で剥がれ表現も加えた。機首とプロペラ先端の黄色は、日本機の黄橙色。米軍の黄色はこの色じゃないなァとは思うのだが、私は黄橙色が好きなのだ。翼端燈は主翼へのモールドなので、透明っぽく塗装した。
デカールは大きすぎるけれども、ハデになるからまあOK。だが、糊の弱いのにはマイッた。米軍マークは胴体の曲面に耐えられず、乾いたらぺろっと3分の1くらいが剥がれた浮いた。左右ともだ。ほかものってはいるが浮いている。何とかデカール糊を隙間から沁み込ませて対処した。
最後にデカールの固定を兼ねて、缶スプレーの光沢を多めにかけておいた。

完成だ。ウン、コルセアに見える…けど、ナンか気持ちと違うかなァ…、でもコルセアですね。プラモデルを作って楽しかったから、私は満足です。


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