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ノースアメリカンF100D スーパーセイバー
(モノグラム1/48)
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| by 小山新一 |

(実機について)
大戦中傑作機P51ムスタングを送り出したノースアメリカン社が、ジェット時代になって、F86シリーズに続いて製作した戦闘機である。アメリカ空軍の戦闘機として、本機は初の超音速機となった。
まだエリア・ルールが発見されていない時期の開発ゆえ、音の壁を乗り越えるべく、空気取入口をシャープな楕円形とし、ダクトとエンジンを一直線につないである。
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(模型について)
モノグラムのオリジナル・ボックスで、ボックス・アートは銀塗装の完成写真である。もとはシュリンク・パックであったが、このボックスの通例で、シュリンク・パックをはがすとたよりない厚紙である。
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ガン・ベイ左右の扉がはめ込みで、ここを外すと機関砲と給弾システムがみえるパーツ割になっている。モノグラムのセンチュリー・シリーズのお約束だが、ともに閉じて作ることにする。ここで工作の時短をはかったつもりであったが、胴体の合わせでつまづき、この修正に大分時間をとられてしまった。上下分割の胴体が合わないのだ。何度も仮合わせをしてみて、胴体上部のパーツの幅がせまいことがわかった。金型ではぴたりと合う設計であったろうが、型抜き後の胴体上部パーツが内側に収縮、幅が狭くなったのだ。あれこれ考え、やむを得ぬ修正工作をする。上下の食いちがいをなるべく小さくして接着し、主翼を取り付けたのち、継ぎ目と隙間をパテ埋めし、ペーパーでならした。主翼と胴体の間にも隙間が出来ここも同様の工作をする。修復箇所が多くなったことで、表面仕上げが目立つ銀塗装をあきらめ、地味なベトナム迷彩とする。
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下面のホワイトはフジミ1/50のときと同様に、キャラクター・ホワイトの缶スプレーを吹く。上面の3色はあり合わせの塗料で調色し、筆塗りで仕上げた。
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さて、デカールだ。キット購入から30年は経っているはずだから、ドルニエ335のときと同様、貼れないのではと心配したのだが・・・。何と、すべて貼れてしまった!どこかで、海外製品のデカールは古くても結構貼れると聞いたことがあるが、その通りとなった。ただ、ぬるま湯につけてからスライドするまでが時間のかかること!おかしなたとえだが、取り調べを受けている口の堅い被疑者のようで、うーむもうダメかと諦めかけたころに「実はね、ダンナ」みたいな感じでスライドするのだった。糊に不安があったので、木工用ボンドの水溶きを準備し、これに浸してから貼った。
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かくてF100Dの完成となった。コクピット内の精密モールドはていねいに塗り分けたが、下面の脚収容部などはジンクロで塗っただけで、パイピングの塗り分けは省略した。「見えない下面、適度に省略」という、加藤寛之氏にならうことにした次第。
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