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(Photo) AEG G.Ⅳ

by  コルディッツ
博物館実機写真

 AEG G.Ⅳはドイツ帝国のAEG(Allgemeine Elektrizitats-Gesellschaft=アルゲマイネ エレクトリツィテート ゲゼルシャフト=総合電気会社)が製作し、1916年に初飛行をした複葉の双発爆撃機です。AEGのG.Ⅰに始まる複葉双発爆撃機の4番目に開発された機体で、前代のG.Ⅲのサイズを拡大し、エンジンを220馬力から260馬力に、爆弾搭載量も240kgから400kgに、最大速度も150km/hから165km/hに向上しました。
生産数もG.Ⅲは46機、G.Ⅳは320機と増加していますので、ドイツ帝国陸軍航空隊に有用な機体だった事が窺えるかと。
 残存機は1機で、戦勝国カナダが自国に持ち帰り、現在はオタワ郊外のカナダ航空宇宙博物館に展示されています。
※ 本稿は博物館の標示、「世界の軍用機図鑑」(コスミック出版)、Wikipediaを参照しました。

   AEG G.Ⅳ  574/18   2024年10月撮影
カナダ航空宇宙博物館(オタワ郊外)にて


   全長9.7m 全幅18.4m 高さ3.9m 重量3,630kgの巨大機です。エンジンはメルセデスD.Ⅳa(260馬力)2基で下翼の上面に牽引式に設置されますが、撤去状態での展示です。胴体構造には溶接管フレ-ム採用により、同時代の機体よりも耐久性がありました。


 エンジンは下翼の車輪の上に当たる場所に支柱を立てて、その上に設置されていました。
下翼の上面に見える材質の異なる部分に設置されたかと。WWⅠ当時の写真を見ると、2枚プロペラで。プロペラ直後の部分の上面に、自動車で使われるような(S.E.5aを思わせる)縦長のラジエーターが立てられています。




 機首は合板パネル、その他は羽布貼りです。
 薄くて見えずらいですが、WWⅠ時のドイツ軍機特有の迷彩が見えたので感激しました。


   乗員は3名。4名とする資料もありました。
 武装は7.92mmパラペラ機関銃2挺です。1916年後半から部隊配置され、航続距離は他の爆撃機と比べて短いけれど、頑丈で操縦性が良好な点から、偵察と戦術爆撃に用いられ、戦争後半は夜間騒擾機としても投入されます。


 垂直尾翼は非常に高い方向舵を備えます。
 一見デ・ハビランドの機体かと思いました。 




(おまけ)
 ZEPPELIN-STAAKEN TYPE R 1/4 Scale Model
 ドイツ空軍博物館(ガトウ)にて


2023年4月撮影。第一次世界大戦時のドイツの爆撃機と言えば、すぐに思い出すのはこの機体かと。全長 23.7m 全幅 42.2m、高さ6.3m 重量11.460kgで、全幅はB-29の43.5mに匹敵する巨人機です。ロンドンを11回空爆しました。
 エンジンはメルセデスD.Ⅳa(260馬力)4基で、AeEG G.Ⅳ 搭載エンジンと同じ物です。
 牽引式と推進式のエンジンを前後に並べたナセル2組で4発とします。
 現存機はなく、展示は1/4スケールのモデルですが、かなりビッグでした。   





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