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(Photo) ハノマーク SS-100 重牽引車

by  コルディッツ
博物館実機写真

 プラモデルを買い逃した悔しさはいつまでも記憶に残りますが、
中でも一番悔しいのは自分が金銭面でも買える状態だったのに、
何かに忖度してみすみす逃す事かと。私にはエーダイ1/76のV2
がそれです。高校生時代に模型屋で、何度も箱に手を掛けます
が、当時は76サイズのプラモデルをコマにしたウォーゲームの
赤軍指揮官だったので、ドイツ軍指揮官を差し置いての購入は
マズイと躊躇し、結局逃してしまいました。キットはV2本体だけ
でなく、専用キャリアーや大型トラクターも付いていました。後年、
他人様の完成キット写真を見る事がありましたが、嫉妬と羨望が
渦巻き、高校生時代の悔いが蘇りました。
 キットの大型トラクターは、第二次世界大戦前にハノマーク社が
製造した農業用大型トラクターで、その牽引性能に着目したドイツ
軍が、軍用重牽引車SS-100として制式化し、採用したものです。
SS-100は陸海空軍で使用され、火砲や軍用機等の牽引に活躍、
陸軍のV2ロケットの輸送にも使用された働き者でした。
※ 本稿は博物館の説明とタミヤ社の解説書を参照しました。

   ハノマーク 軍用重牽引車SS-100
 戦車博物館(ソミュール)にて  2016年8月撮影  


   エンジンは6気筒水冷ディーゼルエンジン100hp。
 牽引能力は最大20トン。展示車輌は第二次世界
大戦後から1985年までフランス陸軍が使用。


   キャビンにはドライバー1人と乗員5人を乗せる
事が出来ます。行動範囲750km、胴体全長5m、
幅2.5m、高さ2.4m。重量6,420kg。 


 牽引装置と燃料タンク。  




   1936年から1945年に1,112輌が生産されました。


   後輪駆動で路上での最大速度は65km/h。
 ドイツらしい合理性をトコトン追求したデザインに思います。 



1936年から1944年にかけて1,100輌が生産。

 V2ロケットと専用キャリアー-。 2016年4月撮影  
王室空軍博物館コスフォードにて 



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