塗装は以外とバリエーションがなく、標的機以外は 米海軍標準塗装しかありません。
毎度 同じ
上面 ガルグレー FS16440
下面 ホワイト FS17875
のいでたちで、翼前縁はグレーがかったシルバーコートでございます。実機の現役時代の機体表面はウレタン塗料で かなりのツヤがあります。
キットのデカールには U.S海兵隊機が2種、 DN VMF-333 "Fightinf Shamrocks" と
WT VMF-232 "Red Devils" が付属しており、コーションの細かい印刷もビューティフルなものです。
とはいえ、今回は もちろん厚木に馴染みの”NF”にしたーいと だだをこね、あれやこれやと探したあげく、USS ハンコックの VF-53 "Iron
Angels" のダブルナッツとしました。VF-53は64年から70年まで空母を3隻乗り換えながら、しぶとく トンキン湾に参戦しております。 |
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その昔、ハセガワから 別売りデカールが発売された時代がありまして、釣られて買った 72-021 F-8クルセーダー(その2)に”NF”があり、探したあげく 「ナカバヤシふえるアルバム」の中に真空モスポールされている状態で発見しました。
このまま成仏させるのはもったいないので、モスポールから解凍してやることにしました。黄ばみは多少、まー許せる範囲でした。あまりにフリーズ期間が長かったのでバラバラ事件の不安があり、一応、マイクロの LIQUID DECAL FILMをデカールにあらかじめ筆で塗り 補強して使っております。
ダブルナッツの隊長機は垂直尾翼のアローがレインボーのド派手なものなっており、垂直尾翼上にはAN/APR-25 レーダー警戒用アンテナ・フェアリングがついております。かっこいい勇姿であります。
最後のガンファイターが米海軍から引退して30年が過ぎようようとしておりますが、まだ、”NM” VF-191,
”NM” VF-194,”AK”VF-13と3機分のデカールが残っております。
全4機揃えた”あで姿”の編隊飛行で、浄土のかなたへ飛び立たせてやりてーなーと 見果てぬ夢か はたまた青春の感傷か。 「いや、そりやー妄想だよ」と角さんが申しております。 お後がよろしいようで |