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  1/72 珍しいキット 2機

by 加藤 寛之 

「マリボックス」の「J-22」 1/72 

 こういった国の飛行機は、プラモデルの種類が少なく、そういう観点では珍しいものです。
入手したキットはプラ材の流れが悪く、数か所で寸足らずでした。
細かい部品は怪しい形のものがあって、あれこれと加工と工夫が必要で、それはそれは組むのが楽しいキットでした。
出来あがった形も“そうね・・”くらいの感じですが、もともと日本では非有名機なので、これでもOKです。
作ってみようとは思い続けていたのですが、前述の寸足らずが気になり、やっと今回、完成に至りました。



「マッチボックス」の「ブリティッシュ・ファントム」 1/72  

 私は、ちょっとダルくて単純なパーツ構成、大雑把な再現で済ませてあるマッチボックスが大好きです。
キット評に「形がいい」とかあったので、組んでみたものがこれ。
形がいい、は古いキットとして納得できたのですが、前後席の間の風防が再現されていなくて、これはショック。
しかたがないので、ハセガワの旧版を持っていたので、それから流用しました。
当然、そんなに簡単に合うはずはなく、それなりの工作を楽しみました。
デカールは、長い年月のいたずらで分解寸前。なんとかごまかしながら使いました。
完成したら、りっぱな「ブリティッシュ・ファントム」。
“おお~、カッコいいナァ”とか思っていたら、「ハセガワの旧版を作ったほうが良かったんじゃないの?」と痛い指摘が・・・。



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Vol.11 2009 Dec.        www.webmodelers.com /Office webmodelers all right reserved /editor Hiromichi Taguchi 田口博通
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