Fa223は1937年からフォッケ博士により開発されたFa61を基にして開発されたました。胴体内の1000馬力のエンジンからシャフトを介して動力を伝達して、胴体両側に張り出した金属フレームの先端に配置された2基のローターを回転させます。積載量は1200kgというから立派です。航空省からは100機の発注を受けていましたが工場が爆撃により破壊されたこともあり結局10機程度しか完成しなかったそうです。戦後に捕獲された機体の内、1機が英仏海峡を渡りイギリスに行っていますが、これはヘリコプターによる世界初の英仏海峡の横断だったそうです。
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キットはFUMA社の72分の1です。結構できの良いキットで、ストレスなしにくみ上げることが出来ました。また、一部軟質プラスチックによる小さなランナーが入ってましたが、エッチング並みの精度でモールドされています。 困ったのは、前部がガラス張りなので尻餅を防ぐための錘を入れる場所がないことです。仕方ないのでつっかえ棒を金属線で付けています。 |