車体塗装は、キット説明書の指定通り、ロシア標準のグリーン塗装とした。上塗りの塗料には グンゼ特色のロシアングリーン2を使い、エアブラシで塗装。
下塗りのこげ茶がスミに残るように吹いていった。
ウォッシングはローアンバー(油彩)を薄くペトロールで溶いて 全体をウォッシング。隅に流れ込むので立体感が強調される。
半乾燥の時に、ボロ布などで拭き取る。
ドライブラシは ウォッシングの油彩がしっかり乾いてから エナメルのバフで軽くドライブラシし、更にエナメルのハルレッドとブラウンで錆び汚れを各部に書き込んでみた。
車体下部は同様にエナメルのサンドでドライブラシし、どろっぽさを強調した。
好みだが、乱暴なくらいに影側の暗いコントラストがついていても、ソビエト戦車らしさが出るのではないかと思う。
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砲のクリーニングロッド、スコップの柄などは木製なので、無塗装木製としてもよいが、車体と同色に塗られていることもあるので、今回はバランスを重視し車体同色とした。
車載機銃はつや消し黒に黒を加えた銀でごく軽くドライブラシした。
マーキングはキット付属のソ連軍とした。子供の時からジューコフ自走砲には赤い星を貼るものと決めていたので、その流れで箱絵の指定とは違うが、赤い星を貼ってみた。
つやけしクリアーをデカール保護のために全体に軽く吹きつけておく。
キャタピラはマホガニーに黒を混ぜて塗装し、見える部分に 黒を加えた銀でごく軽くドライブラシをして塗装は完了。
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