それでは製作へと参りましょう。普通はコクピットから製作を開始するので、このコクピットに凝りすぎると、挫折してしまうことも多いのであります。
キットのコクピットはバスタブに計器板と操縦ステックという構成で、部品点数も少なく 良くまとまっています。ただし、旧来の操縦ステックという設定には疑問があり、F16のように右手で操縦するゲーム型ステックを自作し、サイドコンソールに取り付けるように改修しました。 コクピット内部色は ロシア機特有のど派手なブルーシルバーでなく、落ち着いたブラックグレーに塗装しておきました。 |
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胴体は、せまい機首におもりを結構贅沢に組み込みまして、上下接着すれば形になります。
機首先端は透明部品がついていて、カメラ窓という設定なのでしょうが、仕込んだおもりが素通しに見えるのもチョットというわけで、赤外線フィルターは赤っぽいブラックですので、透明部品の裏側を黒に赤を混ぜて塗ってしまい、、機首に接着しました。
上部のエアインテーク部品は左右一体になっていますので、一方に傾かないように注意が必要です。このエアインテークは、非常に特徴的な形態で、奥のエンジンファンをシルバーに塗っておくと、狭い隙間から覗きこんだ時に、「やっぱし、反重力エンジン機ではなく、通常のジェット機だったんだ」となんとなく、観覧者を納得させる仕上がりが期待できます。 |