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   P-51Dマスタング
(バンダイモノグラム 1/48)

by ミートボール会員:横山雅己



 桜も散り、新緑の青々しさに本来なら気持ちのよい季節なのですが、連日の震災の報道をみるたびに心が痛み、なかなか晴れ晴れしい気分になれません。

しかしながら、なんでも自粛で暗~い雰囲気になるのもいかがなものかと…。

被害を受けてない地域は頑張って国を盛り上げて、その中から少しづつでもできる支援を続けていくのが良い形じゃないのかなと思ったりする今日この頃です。

言いながら大したことできてないんですけどね。

今回は昨年末に撃墜ポイントで本誌から頂いたキットを作らせて貰いました。

古いモノグラムのキットで凸モールド、部品点数も少ないですが、流石モノグラム。凸ながらも細かいモールドに味のあるスタイル。コクピットまわりの作りやフィギュアの雰囲気など、国産キットとはまた違うワクワク感がありました。

私個人の意見ですが。



基本製作はキットの出来も良く特別なこともせずに組んでいます。
ただ、塗装に関しては以前から興味のあったアルミ貼りを今回チャレンジしてみました。

当初は調理用アルミホイルでやってみたのですが、接着方法に問題があり、一度剥がしてアルミテープで再チャレンジしてみました。
厚みが少し気になりましたが、曲面の追従性もそこそこ良くなんとか形になりました。

パネル毎に切り取り、自作のヘラで馴染ませ余分をカットするという地味な作業が延々と続きましたが、徐々に形が見えてくると、本当に実機にリベットでパネルを貼ってるような楽しさがありました。
ちょっと大げさですが。



塗装の食いつきを考えてシルバー以外の部分はアルミを貼らずに塗装しましたが、やはりアルミテープの厚みが段差になり後で少し気になりました。
全体を貼り塗装部はメタルプライマーなどを使って塗装したほうがよかったと反省してます。

アルミ部は貼り終えた後に1200番のサンドペーパーで軽く全体をならし、コンパウンドをかけて、塗装、デカールの後に半艶に少し艶を足したクリアーでコートして排気汚れなどを追加して完成にしました。

初めてで下手なりのアルミ貼りですが、塗装とは違う金属の質感に自画自賛ですが完成後しばしウットリでした。
反省点も多々ありますが…。

色々と使えそうなテクなんでまたチャレンジしてみるつもりです。

なにごともチャレンジしないと始まらないですもんね。
ちょっといい事言いたい年頃です。

助け合おう日本です。





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Vol29 2011May.    www.webmodelers.com /Office webmodelers all right reserved /editor Hiromichi Taguchi 田口博通
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