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イギリス博物館めぐり(その28)
サーブ・グリペン

小柳 篤司    コヤナギアツシ       . 

 2010年7月のインターナショナル・エアタトゥー会場に、サーブ・グリペンの複座型JAS39Bと、グリペンの新型"GRIPEN NG DEMONSTRATOR"が展示されていました。 "GRIPEN NG DEMONSTRATOR"とは、グリペン発達型開発の為にグリペン技術チームが開発したデモンストレーターです。寸法は変わりませんが、航続距離延長と兵器搭載量増加の為に主脚を胴体からフェアリングを追加した主翼付け根に移動させました。
燃料容量が40%増加し胴体下面のパイロンが一箇所から三箇所になり、最大離陸重量は14tから16tに増加しました。
エンジンはG.E.F404のライセンス生産型RM12から、F/A-18E/Fスーパーホーネットと同じG.E.F414に換装され推力は35%増加しています。
グリペン複座型を改造した"Gripen Demo"は2008年4月にロールアウトしました。
グリペンNGと在来型の違いを画像で説明します。

写真1 グリペンの複座型JAS39Bの左側面。


写真2 グリペンNGの左側面。垂直尾翼にグリフォンが描かれています。


写真3 JAS39Bの主翼前縁。


写真4 グリペンNGの主翼前縁。主翼下面のフェアリングに主脚が納まります。


写真5 JAS39Bの空気取り入れ口。


写真6  グリペンNGの空気取り入れ口。面積が増えている様に見えます。


写真7 JAS39Bの後部胴体。


写真8 グリペンNGの後部胴体。アイリスカバーの形状が違います。


写真9 JAS39Bを真後ろから。


写真10 グリペンNGを真後ろから。主脚が外側に移設されている事が分かります。


写真11 JAS39Bの主降着装置を後方から。 


写真12 グリペンNGの主降着装置を後方から。


写真13 JAS39Bの前脚。


写真14 グリペンNGの前脚。重量が増えても前脚は変わらない様に見えます。


写真15 グリペンNGは地上展示のみでしたが、単座型がデモ飛行しました。


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