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月刊webマガジン 「webモデラーズ」 
2011年 10月号 Vol.34 編集後記


 中国は10月1日から一週間、国慶節で休みとなるため、それを利用して  日本に一時帰国しました。 日本で感じることは、やはりストレスが少ないこと。
 たとえば、道路を走っていても、道は狭いのですが、2車線ぐらいの生活道路でも、清掃が行き届いていて清潔です。これが中国だと 生活道路は清掃をする余裕がないのか、いつもゴミゴミと汚れていて、お世辞にもきれいとはいえません。一方 豊かになった人たちも多く、青島も 車が増えすぎてか、街中の広い道も 乱雑に路駐した車が歩道を占拠しており、歩くこともできず、ひどいものです。
 富裕になるほど、利己的になるといいますが、もともと人の迷惑をいっさい考えない中国人の超利己主義がよく表れています。
 同様なことがアメリカでも加速していて、1%の金融業界の人間がアメリカの富を独占し、それに反対する99%の人たちが ウォール街をデモしています。
 このように貧富の2極分化が世界中で進行しているのを ひしひしと感じます。

 我々が子供の時代には 駄菓子やの店先ですわりこんで作っていた素朴なおもちゃであったプラモデルも、新製品は5000円 へたすると1万円ととんでもない時代に突入しています。 商品の高額化に伴う在庫金額の上昇と、客数減少、在庫回転率の低さのダブルパンチに耐えかねて、全国のプラモデル店が次々と廃業閉店しています。
一般客相手のプラモデル店は整理廃業業種になってしまったわけで、ここ湘南でも藤沢駅横のビルにあった「シーサイドホビー」という模型店が 閉店しました。
買いに行こうと楽しみに訪れた いつもあると思っていた近在の模型店が 「諸般の事情」で 廃業閉店している、それはショックなものです

 これから存続できるのは 富裕層や金に糸目をつけない超マニア相手の一部のプラモデル店だけでしょうか。
プラモデルも 金も時間もかかる趣味となっては、庶民の趣味からはどんどん遠くなっていっています。鉄道模型の二の舞コースを 着々と歩んでいるようです。
 客単価を安直に上げるために F101ブードーのような旧製品まで、二個組みにしてデカールをつけて、2倍以上の値段で販売しているメーカーもあるようですが、「おいおい、いったい 何を考えているんだい?」と 言いたくなります。一個のままであれば、まだ子供にも買える可能性があるのに。。。 自ら墓穴を掘るには まだまだ早すぎるのではないでしょうか。
できれば もう少しの間 プラモデルメーカーには生き残ってもらって、 なんとか プラモデル趣味を もう一度 庶民の手に取り戻したい、メーカーにも再考をお願いしたいものです。
 

                             「webモデラーズ」発行人  田口 博通




模型とスケールプラモデルの 月刊webマガジン 「webモデラーズ」  2011年10月号 Vol34
    [ Vol.34 October .2011 web-modelers]

発行日:  2011年 10月1日

発行人:   田口 博通   [ Hiromichi Taguchi ]

発行所:  office 「webモデラーズ」

住所:   神奈川県湘南

連絡先:     編集部

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