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新・ボックアートへの道・初級の巻

イラスト&テキスト by noboru

”ボックスアート”とは:
プラモデルの外箱に描かれたイラスト絵のことです。キット内容説明も兼ねます。塗装の参考やスケールモデルなら年代考証の目安にもなったりします。
キットを組立てた写真が使われる場合もあり、この箱絵を見て購入判断にする場合が多いとおもいます。
”キ-88”ひとくちメモ:
実機キ88は昭和17年に試作が始まった。プロペラ軸に37ミリ機関砲を装備。
「モックアップ」も完成し製作が始まったが計画は中止となり完成・飛行することはなかった。


箱絵:試作局地戦闘機 キ88改
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師範&門下生のボックスアート問答コーナー
「新・ボックスアートへの道・初級の巻 編」

ボックスアート界の重鎮である師範のもとでボックスアートの第一人者になるべく、今日も修行を続ける門下生!今回のボックスアートの採点は如何に!

師範:「今回は何の機体を描いたのじゃ?」
門下生:「胴体中央部にエンジンを搭載した”キ88”です」

師範:「”和製エアラコブラP-39”と呼ばれたらしい”キ88”じゃな」
門下生:「P-39はターボチャージャーを外されて性能が芳しくなかったの
     ですが”キ88”は排気タービンを載せて、飛んでほしかった
     思いがあるので”キ88改”架空戦闘機で描いてみました」

師範:「同感じゃ!さて本題の箱絵の出来じゃが!では添削じゃー・・
    今回は架空とは言え 厳しく採点するつもりじゃ 覚悟せよ!」
門下生 :「えー そんなこと言わないでください」

師範:「塗装のはがれた表現もあり!リアルさを追求した努力が伺える!しかし
    高速で飛行している印象を受けない!」
門下生:「塗装表面の部分にだけ集中しすぎました。」

師範:「キ88は防空戦闘機なのでP-51を迎撃する設定は、わるくないぞ!
    今回は57点じゃ!」
門下生:「きびしい!がんばります」

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注意:実在機をモチーフにした架空の機体ですが固有の番号数字なども含め、
すべて忠実には描いていません。ご了承ください。
架空のボックスアート道場にて描かれた箱絵です。
キットモデルもイメージで実際には製造・販売はされていませんので御注意ください。
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使用ソフト:Corel DRAW Graphics Suite & Painter
参考資料&文献:文林堂 世界の傑作機「陸軍試作戦闘機」


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Vol34 2011 October.    www.webmodelers.com /Office webmodelers all right reserved /editor Hiromichi Taguchi 田口博通
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