余談はさておいて、本題のプラモデルの話ですが、 青島市内の飛虎模型店でなにか銀塗装のものをと アカデミーの1/48 ミラージュⅢCをお買い上げです。箱を見ると韓国語で書かれており コリアンからの輸入品らしいです。御代は30元、つまり400日本円くらいになります。
アカデミーのミラージュといえば、よく知られているようにフジミ1/50のそっくりさん。つまり ”アレ”です。
という訳で、フジミから1960年代後半に発売されたミラージュⅢCの名作を 今、アカデミーの”アレ”で、にせものがあふれる中国で作っていると思うと 感慨深いものがあります。”アレ”ということで、なぜ こういうものを掲載するのだと お怒りの読者もおいででしょうが、当地は こういうものしか売っていませんので お許しください。
|
|
アカデミーのキットは イスラエル空軍のマーク1種となっていますが、国籍マークは 寄り目していて ちょっと使えそうにありません。
説明書は英語で書かれていますが、説明図の絵もどこかで見たことがあるような、ないような デジャブのような不思議な感覚にとらわれます。
組み立ては 胴体に コクピットを組み込んで、両側を接着しますが、コクピット用の塗料がないため、後でブラックで塗りつぶすことにし、そのまま組んでしまいました。胴体に主翼を接着するとものの一時間もしないうちに形になりました。
ここで一休み一休み。
接着剤が乾いた 数日後の夜、接着部の整形にとりかかりましたが、耐水ペーパーがなく、ペーパーがけができないので、カッターナイフの刃を立てて、カンナのように整形しました。胴体下面や 機首の接合部食い違い部に整形が不十分なところが残りましたが、ご愛嬌ということで残しました。 |