フジミの1/50マクダネル・ダグラスF-4Eは、同社のダイナミックスケールシリーズの第11弾。新製品であるうえに航空自衛隊次期主力戦闘機として期待大という時期でもあり、4名が挙げている。
まだ日本的スケールのキットが元気だったことから、フジミからは1/50マクダネル・ダグラスA-4Eも挙げられ、タミヤの1/100ミニジェット機シリーズも2つ入っている。「国際スケール」と称した商品展開で日本的スケールはすっかりダメ扱いされたが、キットが独自性ある製品かどうかは、本来、縮尺とは関係ない。
そんな代表でもあるレベル1/40マクダネル・ダグラスA-1を2人が挙げている。「飛ぶこと以外はなんでもできる」とメーカーが豪語した精密可動キット。 |
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これを全可動で組んでみたい思いは当時の腕に覚えがあるモデラーでも夢だっただけに、完成品はほとんど見なかった。
日本的スケールであるLS1/75飛龍も可動満載で、さらに透明キットが予定されていただけに胴体内部まで作り込んでいる。
一方で、国際商品になりうる1/72で新製品を提供していたハセガワからは、2点が推せんされている。特にロッキードT-33Aは、出来に対しての価格の安さも重要な推せん理由になっている。
タミヤの1/100、レベルのリパブリックP-47が推された理由もまた同様である。 |