●主車輪のカバーを開けたときの角度が75°と図に明記してあって嬉しい。この角度は知らなかった。実機では半開きや閉じた状態など、いろいろ写真に写っている。尾輪のカバーの取り付け方法は凝りすぎだから、付けやすいように加工した方がよいだろう。
●主脚周りは感じよく造ってある。脚柱は柔らかな材質が原因で強度不足感があったので、脚カバーとタイヤの間も接着して一体化させた。鑑賞上はまったく問題ないし、強度もこれで安心。脚柱の長さは機体がある程度重い状態で造ってあるようだから、翼下に燃料タンクを付けて重量感をだした方がよいだろう。
●翼下の燃料タンクに右用と左用がある。キャップの位置の違いだが、これって本当?
●ピトー管はデカールを貼った後に付けること。これは当然のことか。 |
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●キャノピーは開閉選択できる。閉じた状態にするときは、風防との接合面を削り合わせた方がよいだろう。またこのキットの場合、風防、キャノピーともに底面をワクなしで接着しなければならず、ここをなるべくスッキリさせたいものだ。透明パーツの厚み部分に機内色を塗っておくとパーツの厚みを感じにくい。風防の接着は流動性が高い流し込みタイプだと胴体との間に入り込んで曇らせるから、私は瓶タイプを少量使い、しかも半乾きくらいで圧着させた。後部のキャノピーは枠と透明部品を合わせておいて流し込みタイプを入れて接着した。
●指定塗装には赤を広く塗る必要があるので、赤にオレンジを混ぜて明るめにした。
●デカールはカルトグラフ製。やや厚いが貼りにくいことはない。主翼の黄帯は両端の角度があっていないが、デカールがやや長めなのでなんとかごまかした。小さな注意書もたくさん付いているのだが、これは私の好みで3分の1くらいしか使わなかった。 |