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   青島プラモ日記(その9)
J-20 威龍(トランペッター 1/72)

by 田口博通



 今月の青島プラモ日記ですが、2月に塗装前までで中断していたJ-20 (2012年2月号 青島プラモ日記(その5) J-20 威龍(トランペッター 1/72))  の塗装が完了し、めでたく完成しました。デスクトップモデルとしてみました。

 ここ中国山東省青島もいよいよ厳寒の冬となりましたが、寒さに負けないごとく 市街地の夜はきらびやかにライトアップされています。 さすが、GNPでは日本を追い越し、食物でもエネルギーでも消費大国の中国です。 ビルの側面はLEDライトで着飾られ、サーチライトとレーザーライトが夜空を照らし、その姿は映画に出てくるような享楽の未来都市のようにも見えます。

青島の冬の夜景


 省エネ一辺倒の日本と比べると ちょっと無駄に思えてしまいます。中国の膨張は、世界中のエネルギーも食物も全て飲み込んでしまいそうな勢いで、そのためには邪魔になるものを排除しつつ いつかそれが泡のように破裂するまで海に空に膨れ上がって行くことでありましょう。



さて 本題の 中国のステルス機 J-20 の 塗装は  一応 黒ということになっているようで、トランペッターのキットにも塗装図が付属しています。
Mrカラーの艶消し黒を 細筆で 外板ごとに塗って行きました。方向を変えながら 4回ほど塗り完了です。 デカールは 機首数字と国籍マークだけ 貼っておきました。

飾り台は 5枚10元のコースターを買ってきまして、日本から持ってきた余ったスタンドを接着し 作ってみました。



こうやって 完成してみますと、F-22にも 日本のステルス試作機モックアップにも 似ておりますが、これが流行というものなのでしょう。
J-20も実戦配備の話はまだ聞きませんが、アメリカでもF-22の調達が中断されたようですし、どうも 各国とも無人機が最大のライバルのようにみえます。

先日 フランス製の 無人戦闘機の発表が ネットをにぎわせていましたが、形はアメリカの無人機にそっくりの無尾翼機でした。 おそらく、数年後には 中国にも同様な 無人戦闘機、無人偵察機が 現れることでしょう。

各国の無人機が 某島の周りを飛び回る 極近い将来そんなSF的な時代になるのかもしれません。

 


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Vol49 2013 January    www.webmodelers.com /Office webmodelers all right reserved /editor Hiromichi Taguchi 田口博通
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