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誌上個展

 F4U-4コルセア (モノグラム1/48)

by  製作者:マッキ(脇田 昌彦)

「1963年リリース、モノグラムのF4U-4コルセアです。
実は数年前の製作依頼品で、催促されないのをイイことに放置していたもの・・・(汗)
依頼主さんも年配の方なので、そろそろマズイと思い仕上ました。



キットは時代を感じさせる可動ギミックてんこ盛りで、主翼の折たたみ、
ランディングギア収納と脚カバーの開閉が楽しめますが、
遊び過ぎるとユルユルになるので程々に。


製作は、フルオリジナル、つまり一切手を加えずにストレートに組む!
実は、古いキットではコレが一番難しいですね。
凸線モールド・リベットを傷めない整形と
可動ギミックのおかげで出来たボス裏等の多数のヒケの処理。
パテ盛研ぎの繰り返し・・・

コックピットはフイギュア(お馴染みのポーズです)とシート&バルクヘッドのみ、
計器パネルはデカールを台紙ごと貼って再現するもの。


可動部の入念な調整と、見えない部分にプラ板や真鍮板での補強・ガイド等を追加。
武装のロケットや爆弾も全てに整形が必要、パーツ数が少ないにもかかわらず手間取りました。



塗装は全面グロスシーブルーで、Mrカラー71番(ほとんど黒灰)吹付け後、
旧5番(紺色)をオーバースプレーして青味を付けています。
キャノピー枠は前部2本のみ、機体もマスキング無しでココだけは楽出来ました。

デカールが完全に死んでいましたので、スーパースケールの海兵隊仕様を取寄せて使用。
軟化剤使用で凸モールドにも良く馴染んで、フィルムの薄いスーパースケールは相性バッチリです。
カウリングとスタビライザーのチェック模様がキモでしたが、
尾翼は左右の模様がズレてしまいました。

最初に外側で模様を合わせて貼って、
最後にスタビ取付け部でカット調整した方がヨカッタと思います(反省)。
グロス仕上げなのでシルバリングも無くパッと見、イイ感じになりました。



足掛け何年か判りませんがようやく完成、
無事納品!報酬はもちろん速攻酒代に消えました!」




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