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三菱スタリオン インターTEC1985
(フジミ1/24)

by 福田 道章


 以前掲載していただいた「‘85 インターTEC」シリーズの一環として製作しました。
スタリオンといえば、ガンダムみたいとか映画「キャノンボール2」の印象が強く不人気車だったようですがレースでは結構活躍していました。
車名の意味は種牡馬ではなく、星(STAR)とARION(ギリシャ神話のヘラクレスの馬)の造語だそうです。

キットはノーマルのキットにグループA仕様のタイヤ・ホイールにデカールがセットされた内容で素組するには辛い内容です。デカールのゼッケンを生かすため高橋国光/デイヴ・ブロディー/武藤文雄 組車を参考にしました。



 まずボディーは初期型ナローボデーを再現しており
ボンネットにインタークーラーのエアスクープがありますが、要らないので一旦ボンネットを切り取り、フラットな形状にした後、少しスラント気味に固定し直しました。
フロントグリルも浅く感じられるのでエバーグリーンのチャンネルより作成しました。

ボデイサイドはマッドガードが成型されていますがこれも要らないので削りおとしました。
フロントバンパー周りもなんとなくオーバーハングが長すぎる印象ですがナンバーステーを削ってエアスクープをあけただけです。ちょっと下すぎたようであとでピレリーのデカールが貼りきれなくなりました。



 インテリアは資料もないので割り切ってそのままです。
シフトレバーさえつけていません。(ATのまま)
ロールバーは流石に目立つのでプラ棒から作成しました。
シャーシは共通パーツのようでホイールベースも短いのでピン等を切り飛ばし強引に調整しています。トレッドも狭いのでスペーサーを入れてフェンダーに近づけます。



塗装はクレオスの1番ホワイト2番ブラック3番レッド8番シルバーと基本色でまとめました。デカールはキットの売りなのですが、実際つかえた部分は少なく自作を余儀なくされました。
(アルプスプリンターもいつまで使えるやら。2015年には修理対応が終了とのことです。)ルーフのゼッケンのベースはホワイトデカールをはりましたが旧かったようでクリアー塗布後皺になってしまいました。(なんで塗りわけなかったのかいきあたりばったりな工作です)

アウターミラーはタミヤのスカイラインブラックスペシャルより拝借、給油リグもジョーダン191からの流用です。(塗装後に気が付いて、クリアーまで塗った上からドリルで穴開けして嵌め込んでいます。)マフラーとボンネットのファスナーがまだ付いていません。
また気が向いたら取り付けることにします。



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Vol51 2013 March    www.webmodelers.com /Office webmodelers all right reserved /editor Hiromichi Taguchi 田口博通
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