Home > A-7EコルセアⅡ(エアフィックス 1/72)


A-7EコルセアⅡ(エアフィックス 1/72) 

by ヒサマロ

こんにちはヒサマロです。今回エアフィックスの特集ということで昨年11月に完成させたA-7EコルセアⅡを紹介させてください。エアフィックスはフロッグとともに200円の袋入りキットの頃からお世話になってきました。



コルセアは1972年ごろ発売されたキットです。当時このスケールではレベルとハセガワがA型に対して最新型のE型であることが嬉しかったことを覚えています。すぐに購入しましたがちょうど大学受験の時でしたので入学してから製作しました。入っているデカールが気に入らなかったので当時出たばかりのモデルデカールNo.15からVA-113 STINGERSの機体にしあげました。あれから40年の月日がたち再び挑戦してみました。もちろんこれ以降フジミやエッシー、最近ではホビーボスなどコルセアのキットはたくさん発売されていますが私はこのエアフィックスのキット結構気に入っています。アウトラインもしっかりしているし変に凝ったところもなく気軽に作れるところが良いですね。成型色が白なのも筆塗りの私には楽チンです。主脚庫のモールドはとても実感があります。 



整形時に邪魔だったのでアンテナやACLは切り飛ばし、後でプラ板で自作しました。いつもの通り特に手を入れていませんがキャノピーの部分だけ修正しました。キャノピーは透明部分だけで独立しており可動部分は胴体に凸モールドが施されているのでキャノピー接着後やすって面一にし可動部分を凹みラインに彫りなおしました。



さて塗装はマイクロスケール(現スーパースケール)からVA-37ブルズの青鼻にしてみました。この当時のCOだけ機種にシャークマウスならぬブルズマウスと角がペイントされているのが気にいっています。このVA-37は私にとっては初めてコルセアを間近で見た思いで深いスコードロンです。



高1の夏休みに当時父親が勤務していた日本飛行機(通称ニッピ)でアルバイトしました。ニッピは厚木基地の隣に工場があり米海軍機の修理などしている会社です。ある日、昼休みに食堂へ行く途中で目の前に塗装したばかりの青鼻のコルセアが置いてあったのです。私は思わず駆け寄りそこら中べたべたと触りまくりました。これ以来私にとってコルセアは特別な思い入れがある飛行機となったのです。また工場内で当時発売されたばかりのフジミの1/50ファントムを本物に塗装するスプレーガンを使用して塗装している工員さんがいたことが懐かしく思い出されます。そんな当時の雰囲気ががこのキットを作りながら味わえた幸せなひと時でした。




もちろん最近のエアフィックスの躍進は大歓迎です。作りやすさと幅広い機種選択など作っていて楽しいです。それにいつも出来の良い搭乗員がついているのが嬉しいですね。

 Home>A-7EコルセアⅡ(エアフィックス 1/72)

Vol51 2013 March  www.webmodelers.com /Office webmodelers all right reserved /editor Hiromichi Taguchi 田口博通
  無断転載を禁ず  リンクフリー
「webモデラーズ について」

特集1



TOTAL PAGE