最初の作業は、マーク位置の浮き彫りを削り落とすこと。以前にレベルのF-89スコーピオンを作ったときに、マークの浮き彫りが原因でデカールをうまく貼れなかった。そこで今回は削り落とすことにした。浮き彫りは国籍マークやUSAF、機首のマークなどだけではなく、左主翼上面に「Revell」の文字、胴体には機名までが彫ってあった。浮き彫りは彫刻刀の平刃を垂直に立てて削り、次に800番のサンドペーパーで均してオワリ。意外なほど短時間で終わった。その作業でなくなってしまったリベットは尖った金属棒を刺して起こす感じで再現、筋彫りはカッターの刃で引いておいた。これが終わったら、組立て開始である。 |
|
まず、エンジンへの吸気口の胴体側に壁がないので、ここにプラバンを貼って目隠しをする。次に機首先端へ錘をいれ、左右胴体を接着。つまり、尾部のエンジン周りはなにもない。コックピットは、あとで上から入れられる。これは単純でイイ。さすがに53年製のキットなので、胴体の合わせ目は傷んでガタガタ。ここはパテで整形する必要があった。 |