今回は、東京―ロンドン間国際記録飛行訪欧機で有名な(飛行機マニアだけだろうなぁ~)「日本陸軍97式偵察機試作2号機=朝日新聞社 神風号」を製作しました。
なにぶんにも、超の付く日本を代表するお宝古典キットですので、その価格は超~お高い買い物でした。いくら待てどもハセガワ、タミヤさんからはアナウンスはなく、ついにしびれをきらして、作ってはいけない物を、ついに作ってしまいました。
使用するキットは97司偵1型ですので、神風号にするには、結構ハードルが高くなってしまいました。キットは一見良さそうに見えたのですが、なにぶんにもお年を召されておりますので、スケールは1/50でソリッド模型サイズですので少々小さい。どうせ作るなら、1/48に!とスケールアップ。(これが後でえらい事になりました。) |
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製作に当たっては、故天才図面画家松葉氏の精密図面を参考に、作りました。
あかんところはいっぱいあります。まず胴体が寸胴、垂直尾翼形状がおかしい、主翼フィレットがおかしい、主翼が左右で厚みが違う、しかも厚い、キャノピー形状が許せない、ここに繋がる尾部胴体がおかしい、翼幅が短い等々。いっぱいヘンな処だらけです。(この様なキットを、変変キットいふ)
ぼやいてばかりいても先が進みませんので、とりあえずエンジン、一部エクステリアパーツ、主脚スパッツは、キットのパーツをそのまま使用。主脚スパッツは、削って薄くしてから使うつもりでしたが、そのまま使ってしまうという、大ミスをしています。もし作る方がいましたら、ここの部分は気を付けて下さい。 |