Home > キャンベラB6(エアフィックス 1/72) CANBERRA B6 (Airfix 1/72)

誌上個展

キャンベラB6 (エアフィックス 1/72)
CANBERRA B6 (Airfix 1/72)

by ヒサマロ




 こんにちはヒサマロです。今回は英国ジェット機の特集と言うことで我が家に30数年しまっておかれたエアフィックスのキャンベラを製作してみました。 今は新金型のキャンベラがエアフィックスから出ていますが私はこのお椀型のキャノピーの方がキャンベラらしくて好きなのでちょっと苦労するだろうなと思いつつ旧版の製作に取り掛かりました。



 まずはコクピットから操縦士、爆撃手、航方士3名のフィギュアと座席に計器盤、操縦桿等ありますので丁寧に塗装して組み込みます。さらに爆弾倉内部の天井と前脚柱を胴体片側に固定します。機首にも透明部があるため3点姿勢をとらせるための錘を入れる場所がありません。仕方なく前脚収納部に爆弾倉の天井に合わせてプラ板でふたをしてその上にパチンコ玉2個と油粘土をぎっちり入れたのですが甘かったです。キャンベラは前脚と主脚の間隔が短くなおかつ錘の入れる位置が後ろ過ぎたので全然足りませんでした。 航方士、爆撃手はほとんど見えないのでそこに錘を入れとけばよかったかな・・・。最後の段階でクリアーのプラ材でつっかえ棒をこしらえて接着しました。胴体を接着すると大きな段差が発生します。内部に何も入れてない段階ではぴったりと合ったので私の作り方が悪かったためと思われます。とりあえず段差は下面側にくるようにし、パテ盛にて修正。



各翼のエルロン、ラダーは可動式になっていますがあまり意味がないので固定します。主翼と胴体の接合も下面側に大きな隙間ができるのでプラ板とパテにて整形します。爆弾倉の扉を閉めてガンパック装備を選びましたがこちらも隙間だらけです。何とか形にしたところで塗装にかかります。上面はダークシーグレーとダークグリーン、下面エアクラフトグレーはクレオスそのままでいつものように筆塗りしました。 問題はデカールが使用できるかどうかでしたが何とか使用ぢきましたが経年劣化のせいかフィルムが硬くてなかなか密着しませんでした。マークセッターをたっぷり使い、カッターで切り込みを入れたりしましたがそれでもシルバーリングが消えません。仕方なく上面色を上からぬってごまかしております。最後にセミグロスのトップコートを吹付けて筆むらを目立たなくして終了です。
 




 今回も押入れにしまいこまれていたキットを無事に成仏させることができましたことウエブモデラーズ編集部に感謝いたします。




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Vol63 2014 January  www.webmodelers.com /Office webmodelers all right reserved /editor Hiromichi Taguchi 田口博通
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