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誌上個展

ES-3Aシャドウ&EA-6Bプラウラー(Jwings 1/144)

by Windy Wing 2013

今回は米海軍ジェット機の中から、<Jwingsシリーズ>をベースにして電子戦用機を2機ご紹介いたします。




<CafeReo Jwings第4弾 1/144 ES-3Aシャドウ>

まずはS-3Bバイキングからの小改造による<ES-3Aシャドウ>。このシリーズは素材がプラではなくレジンなので、ブリスターに入っているときはもっさりした感じを受けますが、きちんと組み合わせてみると、愛嬌のある機首レドームに大きな垂直尾翼といった本機の特徴をよくとらえています。



これをES-3Aへと改装するわけですが、<ESCI 1/48 ES-3A>の追加パーツを参考にして、背部と両舷側のレドームをプラ板・プラ棒で自作するのはとても楽しい作業でした。 一方、SRS/DMEなどの各種アンテナを基部とブレードに分けて、ちまちまと貼りつけていくのがたいへんなのは電子哨戒機製作の常です。



 

<ALGERNON PRODUCT MAS Jwings4+α 1/144 EA-6Bプラウラー>
 続いてはシリーズ名がMilitary Aircraft Series Jwingsとなった<EA-6Bプラウラー>です。
これもパッケージから取り出したときは何となくガタピシした感じのオモチャですが、その実質はS-3Bに負けず劣らずの優れた造型で、隙間を埋めてリペイントを施し、両翼下にAN/ALQ-99 と増槽を装備させると、迫力満点の猛禽が姿を現します。


 

塗装はVAQ-136ガントレッツ所属のもの。
ES-3Aともども、マーキングには別売りの<MYK DESIGN アシタのデカール>を使用しましたが、細かいステンシルを余白なく貼付できる快感は、一度知るとやみつきになります。
そのうち、どこかの模型メーカーが本デカールを「標準装備」してくれないものでしょうか?




「米海軍ジェット機」はフィギュア各社の努力のおかげで、たいていの機種を1/144で揃えることができるようになり、ファンとしては喜ばしい限りです。
<翼コレクション>同様、<Jwings>や<BIG BIRDS>シリーズも最近は休止状態となっているようですが、いずれE-1CトレーサーやC-2Aグレイハウンドなど、さらにマニアックなアイテムが陽の目を見る日を心待ちにしています。


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Vol65 2014 March  www.webmodelers.com /Office webmodelers all right reserved /editor Hiromichi Taguchi 田口博通
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