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誌上個展

  コンソリデーテッドB-24Dリベレーター
(ハセガワ1/72)

by クラキン




【マーキング】
1943年8月1日に敢行されたル-マニアのプロエスティ油田への超低空爆撃、
通称「ダイダルウェーブ作戦」、に参加した北アフリカ展開の米陸軍第9航空軍の中の一機の塗装に仕上げました。
(ダイダルウェーブ作戦の詳細はウィキペデアなどでご確認を・・・)




【キット】
 パーツの精度や機外のディテール、モールドは問題ありません。
機内のディテールはハセガワの同じシリーズのHe111やB-25などと比べると、かなり手抜きで見劣りします。
内側のフレームのモールドはありませんし、コックピットも計器盤と操縦桿・シートだけで その他の補器類などのディテールは全くありません。
最悪なのは、機首の爆撃手席です。
爆撃機にとって最も重要なノルデン照準器も、爆撃航法装置も、爆撃手の椅子すら無く、機銃以外は完全に「空っぽ」状態です。
 B-25のように完成後見えなくなるところまで再現してくれとは言いませんが、丸見えになる爆撃手席くらいは再現してほしかったです。
デカールは水溶時間も短く、モールドへの馴染みも抜群で、非常に良いです。




【製作】
 爆撃手席は椅子とノルデン照準器だけ自作して追加しました。
照準器はそれっぽくでっち上げただけですが・・・。
後部側面銃座のガラスを付けず解放にしたので、機内のフレームをプラ棒で表現追加しました。
コックピットのシートベルトはファインモールドのナノアビエーションシリーズの物で追加。
主脚のブレーキホースをビニール線で追加しました。
いつもは国籍マークは塗装にしますが、今回は「枯葉?」模様が国籍マークの上に沢山被っているので防氷ゴム以外、全てデカールを使用しました。
デカールの出来が良いので、マークソフターを塗るだけでモールドや凹凸に綺麗に馴染み、全く違和感はありません。




【ウェザリング】
エナメルブラックでウォッシングした後、タンを少々混ぜた白色を薄めて、機体上方から遠吹きして、北アフリカの紫外線で白っちゃけた感じを出しました。 同じ理由で最後のトップコートも通常の「半艶」ではなく、今回は「艶消し」にしました。





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Vol73  2014 September.     www.webmodelers.com /Office webmodelers all right reserved /
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