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レベル・ファイターシリーズを追って(Fw190A)

by  コルディッツ

  レベルファイターシリーズの中でも、Fw190Aの評価はひどく低いものがあります。
 たとえ読んでも、頭の隅に仕舞っておいても良かったのに、と今は思いますが、確か 「プラモガイド・独伊仏機特集」誌の中で、レベルのFw190Aは酷評されていたのを知り、 自分の作った指定塗装の北アフリカ仕様(?)が気に入っていただけに、がっかりした覚えがあります。胴体は細いし、キャノピーは小さいとは思っていましたがは…
 ところが21世紀に入って、ダックスフォードのエアショーでFw190Aーと言ってもリバース エンジニアリングによるFlug Werk社製造の機体ですがーの離陸シーンを見ていたら、 主脚が伸び切っているせいでしょう、胴体やキャノピーが小さく目に映り、レベルの旧版 キットの外貌の捉え方も案外捨てた物ではないと思いました。
 Flug Werk社の機体はドイツのフライブルグ市の南東部のEschbachにあり、Fw190 だけでなく、再生Me109G、ブチョン改造Me109Gなど製造しています。
 ドイツ空軍機は日本でもファンが多く、超有名機のFw190などは、改めて紹介する必要 はないようで、恥ずかしい気持ちになります。しかし独本国での展示の紹介例は意外に少 ないと思いますので、ここでハノーファーにあるハノーファー・ラッェン航空博物館で撮影し たFw190A8を報告させていただきます。前にも書きましたが、この博物館へのアクセス は簡単で、ハノーファー中央駅の一駅南下したハノーファーメッせ・ラッェン駅を下車、線路 沿いに北上徒歩10分で着きます。今回は下面に焦点をあててみました。


Flug Werk Fw190A ダックスフォード・エアショーに 2009年7月撮影



Fw190A8 ハノーファー・ラッェン航空博物館にて 2009年7月撮影






主脚収容庫に機関砲の銃身を貫通させて装備する設計には驚嘆します。
 














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