朝風のことはよく分からないので神風で説明すると、機体全体はパネル接合部分をパテで均してあるのでプラモデルならばツルツルでよく、スミ入れなど大間違いになる。当然、塗装による銀色だから、全面が同じ銀色である。模型的には、楽というのか、単調だというのか、とりあえず私は前者支持である。青はGSIクレオスMr.カラーの322番で、ブルーインパルスの青を使ってみた。この色、私的にはいい感じの色なのだが、なにしろ隠ぺい力が低い。作例の写真をみると、背景から反射した光が窓ワクを透かしているのが分かる。置いてあるのを見る限り窓ワクが透けはしないので、まあイイや、である。青の塗りわけ位置は、朝風と神風では微妙に異なる。当然、そんなことは全く気にしないで塗り分けておいた。だいたいそんな感じならばOKなのだ。プロペラ裏面はこげ茶色にしてみたが、確証はない。 |
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困ったことは、朝風の場合のデカール貼り位置が大雑把にしか書いていないこと。ここは調べもせずにテキトウに貼る。朝風はこの塗りわけのほかに、青を風防前だけにしてしまい、風防ワクは銀色にしたときがある。青の透けが気になるときは、こっちの塗装にする方法もある。ただ、神風と同じ塗装にしておけば、デカール貼りで失敗したときに便利である。こんな発想も、模型作りの裏技だと思う。キットの造形でひとつ書くと、実機の主翼フィレット後端は胴体とスッキリした曲線でつながっておらず、横にはみ出しているかのような形が正しい。一般的にプラモデルでは主翼フィレットの形が曖昧なものが多く、特に後端はテキトウだ。だれも気にしないから、私は気付いても許容範囲にしている。 |