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(Photo)シュトルヒ七変化 (1)

by  コルディッツ

 12月号のエレール特集に掲載されたFi156に感銘を受けてから、撮影した シュトルヒ写真の整理に取り憑かれてました(笑)。その結果、写真は三種に大別できる事が分かりました。
 一つは主翼の折り畳み等ディテールに関するモノ、二つ目はドイツ以外の諸外国の博物館で展示されていたモノ、三つ目はFi156の戦後の発展型で、具体的にはチェコスロバキアで生産されたアエロL-60に関するモノです。  
 そこで今回は、主翼折り畳み状況をメインに、ご紹介させていただきます。
 Fi156は主翼を展開した場合の全幅は14.3mもあり、P47よりも広く、正しくコウノトリですから、主翼の折り畳み機能がなければ、運用面でたいへんな不便だったと思います。
 それは博物館でも同様のようで、幾つかでは、主翼を折り畳んで展示していました。


 ドイツ空軍博物館(ガトウ、ベルリン)にて
 2014年再訪問時は、機体は展示されていませんでした。 2005年7月撮影






 フィンランド航空博物館(バンター、ヘルシンキ)
 Fi156K-1 2013年11月撮影








かなり乱暴に折り畳まれているようで…




 コクピット前面






下部排気管等。オイルクーラーは2本になっています。




スウェーデン空軍博物館(リンシェーピング)にて
 スウェーデン呼称はS14。博物館の改築前は主翼は展開中ですが、
 アルグスAs10エンジンを見せ、給油中でした。 2002年7月撮影




スウェーデン空軍博物館(リンシェーピング)にて
 博物館改築後は主翼は折り畳まれていました。 2014年6月撮影








ドイツ博物館航空機館(オーバーシュラスハイム、ミュンヘン)
 Fi156Cー3 2013年11月撮影  











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