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誌上個展

P-40Eウォーホーク (ハセガワ 1/48)

by ヒサマロ




 こんにちわ、ヒサマロです。今月の第一特集は米陸軍大戦機ということで私の好きなP-40ウォーホークをハセガワの1/48で製作してみました。皆さんはもうよくご存知だと思いますがこのキットは大変素性の良いキットで素組で作っても何の問題もなく立派なP-40が出来上がります。 私も何も手を入れておりません。塗装にだけ集中することができて楽しんで作れました。ただ一つだけ難点を言わしていただくとハセガワお得意のバリエーション換えでキット発売を考えて開発しているためパーツの分割が多過ぎるのが玉に瑕ですかね。




 では製作にかかりましょう。まずはコックピットからですが充分に実感のある操縦席が出来あがります。座席にシートベルトを追加するだけでOKです。私はパイロットを乗せたかったので同じくハセガワのF4U-4コルセアから拝借してそれらしく塗装しておきました。 計器盤もデカールか盤面全部と計器部分のみの2種類用意されていますが私はモールドがきれいに彫刻されているので筆塗りとしました。




 胴体は前後で分割されているので先に片側ずつ前後を接着してから左右を接着しました。機首に別パーツになっているK3とK4を接着すると隙間が少し出来ます。ここは実機では分割ラインがないところですのでしっかりとパテ埋をしておきます。 主翼の組立も特に問題はなく、前縁の機銃部分が別パーツになっていますが少し合いが悪いのでパテで修正しておきます。後はキャノピー部分の接着だけ汚さないように気をつければすぐに完成です。




 P-40は塗装のバリエーションが多く面白いマーキングも多いいのですが昨年レベルの1/32を製作した時はフライングタイガーにしましたので今回はアリョーシャンタイガーをチョイスしてみました。いつも通りにミスターカラーを筆塗りで行っていきます。まずは筋彫りに沿ってフラットブラックを塗っておきます。 そこへ下面はニュートラルグレー、上面はオリーブ度ラブを薄く溶いてパネルライン内側に色をつけていきます。胴体のストライプも白く塗装しておきます。それを何度か繰り返した後多少明度を上げたものを適当に乗せていきます。最後は全体に汚しをかけて終了です。




 さあーアリョウシャンタイガーのデカールを貼るぞと張り切ってカッティングエッジのデカールを機体に乗せたところ、アチャー排気管の部分がうまく入らないじゃありませんか。どうやらオオタキのキットに合わせてあるみたい。今更ほかの塗装に変更も面倒だし、ハセガワでアリョウシャンタイガーのキットも出ていたけど入手は難しそうだし、えーいしょうがない手書きにしようと開き直って、白から塗り始めて黄色を塗り赤で口を描いて残りは面相筆で黒のラインを入れていきました。 目だけはデカール部分を切り抜いて貼り付け一丁あがり!どうせ実機も一機ずつ違うんだからと自分に納得させたしだいです。事前の調整をちゃんとしない不精な性格は死ぬまで直りそうもありませんね。





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Vol.79 2015 March.   www.webmodelers.com /Office webmodelers all right reserved /  
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