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(Photo)グロスターミーティアのターボジェットエンジン
(旧秋葉原交通博物館)

by  webmodelers編集部

 秋葉原にあった旧交通博物館が、埼玉に移転して久しいですが、以前、この博物館には 航空機やそのエンジン等 貴重なものが多数展示されていました。 
 今月の英仏ソ大戦機特集に合わせて、紹介するのは、大戦末期に出現したイギリスのジェット戦闘機ミーティアのターボジェットエンジンです。
 展示されていたのはロールスロイス・ダーヴエント5型 ターボジェットエンジンの実物で、これはミーティアF4以降に搭載されていたものです。
 ロールスロイス・ダーヴエント5型 ターボジェットエンジンは、遠心式ターボジェットエンジンの決定版ロールス・ロイス ニーンのミーティア向けの縮小版として1944年末から設計開始されたもので、これを搭載した ミーティアF.4 は1945年5月に初飛行しましたが、第2次世界大戦には間に合いませんでした。
              (2006年5月撮影)


遠心式ターボジェットエンジンの前部圧縮部



後部燃焼室



エンジン前面の補機類  
(工航原の漢字は所有する東大工学部航空工学科で記されたものと思われます。)



 下の写真はwikiに掲載されていた同機ですが、コンパクトで短いターボエンジンだったことがわかります。  



同機の説明板



 旧秋葉原交通博物館にあった航空関係歴史物が散逸せずに、どこかに大切に保管されていることを願わずにはいられません。
下は旧秋葉原交通博物館




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