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誌上個展

(Photo) DFS230

by  コルディッツ

 ドイツ空軍大戦機で、忘れてはならない機種の一つに、グライダーがあります。中でも 1937年にDFS(ドイツ滑空研究所)が開発したグライダーは、DFS230と呼称され、 1940年のベルギーのエバン・エマール要塞とアルベール運河にかかる三橋梁の占領、 1941年のクレタ島占領、1943年のムッソリーニ救出で、決定的な役割を演じました。  DFS230は、乗員2名に完全武装の兵士8名又は1.2トンの物資を搭載する、胴体 断面は四角の鋼管羽布張り構造の機体で、グライダーなのでエンジン音なしで飛行するメリットがありました。奇襲攻撃以外にも、東部戦線での物資補給に活用された「働き馬」 で、その生産数は1,022機と言われています。
 ドイツ空軍博物館では、初期型のDFS230A型が、ジオラマ式で展示されていましたので、ご紹介させていただきます。

DFS230A ドイツ空軍博物館(ガトウ、ベルリン)にて  2005年7月撮影




2005年頃は、内部を見せていました。




以下は2014年8月撮影








木製の橇。






パネルが閉められたのが残念です。








 (おまけ) DFS230の後継軍用グライダーGo242C-1の鋼管フレーム。
ドイツ技術博物館(ベルリン)にて 2008年2月撮影



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