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誌上個展

   連載 ドイツ機(No.15)
 LIPPISCH P.13a (pm model 1/72)

by TOSHI




 SFの宇宙人の戦闘機とも思える形態です。
1944年時点で最高速度1600km/hを目指していたというのも驚きです。
実機の完成前にドイツは降伏していますが原型となる無動力のDM1はアメリカでテストされています。




 ロケットエンジンで滑走し、液体燃料のラムジェットを始動する方式です。 離陸時は3輪のドーリーを用い、着陸時はMe163のように橇によります。




 キットは部品点数もわずかで素組みでは味気ないので、キャノピーと橇が動くよう細工しています。 ドーリーもディテールを追加し、ブレーキ用のパラシュート等をフィクションで付けています。




 塗装は当然フィクションです。Ho229等と並べると目的は同じでもアプローチが随分と異なるという印象ですし、Me163が小型であることがよくわかります。 ドイツの大戦末期の計画機は戦後の技術革新に大きな影響を与えています。



製作詳細

fig.01
部品はこれだけです。
機体本体はキャノピーを含めて5点だけで、ドーリー部も単純な構成です。


fig.02
塗装前の状態です。キャノピーはヒンジを追加して開閉可能にしました。
ラムジェットの排気部はディテールを追加しています。
キャノピーはキットのままでは小さすぎるため塩ビ板を絞っています。


fig.03
下面です。着陸用の橇は本体から切断し真鍮線で上下できるようにしました。


fig.04
橇の格納状態です。
尾部の保護部材はフィクションです。


fig.05
キャノピーを閉じた状態です。まるでSFの世界です。


fig.06
キャノピーを開けた状態です。
緊急時はどうやって脱出するのでしょうか?
Ho229のような射出シートなのでしょうか?





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