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  温故知新シリーズ第14弾

F9F-8 クーガー(ハセガワ1/72)

by ヒサマロ




 こんにちわヒサマロです。最近SwardよりF9F-8Pクーガー写真偵察機が発売されましたので米海軍機好きの私はすぐ購入したのですが、よく考えてみると本家の戦闘機型F9F-8をまだ製作したことがなかったなとはたと気がつきました。ストックはされているのですがそのまま手付かずの状態でおりました。  いい機会ですので今回の温故知新シリーズはハセガワの1/72クーガーを取り上げさせていただきます。このキットは1978年ごろパンサーとほぼ同じ頃発売されたと記憶しております。両キットとも購入してパンサーはすぐに製作しましたがなぜかクーガーはそのまま押入れに入ったままでした。




 それではキットの組立に入りましょう。まずはコクピットですが座席、床板、計器盤、バルクヘッド、操縦桿、パイロットの7パーツで構成されております。私的にはこのスケールではこれで充分だと思っています。サイドコンソロールと主計器盤にはデカールを貼る様になっていますがデカールの方が少し大きいのでトリミングをして貼ります。 座席も2パーツになっていますが形上的にはマーチンベーカーMk.5のようです。これはだいぶ後になってレトロフィットされたものと思いますが気にせず使用しました。パイロットはオーバーサイズですのでジャンクションパーツからそれらしいのを見繕って座らせてあげました。




 組み上げた後に前脚庫とエアーブレーキ庫が一体になったパーツを下面側に接着します。主翼は武装を取り付けるときには穴あけを忘れずにしてください。今回は華麗なマーキングを強調するためクリーンな状態で製作してみました。 胴体左右にエアーインテークを取り付け、コクピットと錘を取り付けたら左右を接着します。合いは良好です。組み上げた主翼と胴体を接着しインテークリップを取り付けます。水平尾翼とキャノピーを接着したら士の形になりましたので塗装に入ります。




 マーキングは2008年にF11F-1タイガーとのコンボキットとして発売されたものからVF-112をチョイスしました。この部隊のマーキングは実戦部隊とは思えないくらい華麗な塗装でまるでアクロバットチームではないかと錯覚してしまいそうです。ディテール&スケールVol.16 F9Fクーガーの35ページにこの機体のカラー写真が掲載されておりいつかこのマーキングで作成したいなと思っていました。
デカールはカルトグラフ製ですので白と黄色の発色も大変良くグロスシーブルーに貼っても色すけが全くありません。もちろん全ての黄色のラインをデカールで貼ることになっていますが当然長さが合わなかったりとか局面に隙間が出来るようなところはミスターカラー329番イエローでタッチアップしておきます。また水平尾翼後部の黄色いラインがわすれらいるのでここも329番で付けた足しておきます。




 またインテークベーンについてハセガワの説明書では付いていることになっていますが、前述の写真では付いていないこと確認できるので切り離しておきます。グロスブルーに機体にはエアーブレーキにL字型に白いラインが入っていますが説明書には何も記載されていないので塗装しておきます。 エアーブレーキも穴が開いているのですが抜けきってないところがあるのでピンバイスデで明けておきます。細かいところでは前脚をランナーから切り取る時にオレオとフォークの部分で折れてしまいましたので金属線埋め込んで再接着しました。これにて完成です。



 このキットはパンサーと同じくただ組むだけなら何のストレスもなく組み上がり塗装に集中できる大変優良なキットです。

皆さんもストックしているならお手軽に形になるのでむやみに手を入れずに完成させてみるのはいかがでしょうか。




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